こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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「9月に学者として認められる」

と、長男がお盆の帰省時に言い残して、多賀城を離れました。

9月の何日なんだろう、どこで受賞されるのだろうと思っていました。全く連絡なしでした。

9月18日、賞状と会場の同志社大学校舎の写真が送られてきました。

2016年東京大学大学院修士課程へ進学、博士課程も無事に終えて就職、そして、今回の受賞。

わずか6年半で自力でここまで歩んできたことを誇りに思います。

2015年のある日、大学院進学を決めていたはずなのに、

「コネがないから受からない」

と急に弱気になり、ソファーで寝そべっていた長男に、

「今どき、そんなコネなんかで決まらないよ。ママだって何もなかったけど、ここまで来た」

と叱咤激励。私の遥か上を行く道を歩めたのは、この叱咤が要因と母は思っています（たぶん違うけど）。

子育ての中で子どもを叱る場面はあります。

「世の中、世襲が強いし、私たちの知らない力が支配しているしね。」

と言っていたら、彼が奮い立ったかどうか。「たられば」ですが、たぶんやる気を失っていたことでしょう。

言葉の遅かった長男が、今、言葉を生業にしているなんて、亡くなった両親はさぞかしびっくりしていると思います。

子育ての過程で、長男が何者になるかはわかりませんでした。

けれども、いつも応援してきたことは間違いがありませんでした。応援は何も褒めるだけではなく、方向を見定めさせることも必要です。時には厳しさも欠かせません。

皆さまはお子さんへの接し方、どのようなことに気をつけていらっしゃいますか。

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同志社大学校舎の写真には、創始者新島襄の言葉「諸君ヨ、人一人ハ大切ナリ」が刻まれている様子が撮影されていました。

余談になります。。2013年のNHK大河ドラマは『八重の桜』。のちに新島の妻となった山本八重が主人公でした。福島県出身の夫、子どもたちとかしこまって毎回ドラマを観ていました。その大学で受賞できたのも深いご縁を感じます。

「人一人ハ　大切」

そのために自分ができることは何でしょうか。大切にするために、どのような手立てを講じることができるでしょうか。いつもそのような問いかけを続けていきたいものです。

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Edu Support Office　代表　川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント®

☞ボイスマルシェ相談員

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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