2025.12.13子育てポケットノート

子育てポケットノートVol.439～教えられたとおりに～

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by Pixabay

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所用先へ車で移動中、横断歩道がないところで小学生が渡ろうかどうしようかと躊躇している場面に遭遇。

停車してあげたところ、ぺこんとおじぎをして道路を横断し、渡り終えたところで振り返って、またぺこんとおじぎをしてくれました。

教員時代、ある学校で自動車への停車へのおじぎが推奨されていて、子どもたちはほとんどがこの所作をしていました。来校者の方々にも褒められるので、ますますその所作が定着していきました。

教えられたとおりに子どもたちは行動していくものです。

口にはできませんでしたが、おじぎをした瞬間に車との接触や衝突などの危険もはらんでいるのではと、1人で心配していました。

何事も賛否両論があるものです。

さて、それではどうすればよいのか。。

答えは幾通りもあることでしょう。そのどれを選択してもよいのではないかと思います。子どもたちには無理強いしないようにしたいもの。。

このような視点から横断歩道をわたる様子を見ていると、軽く会釈をして停車してくれたことに謝意を表す方が多いです。

ほんのちょっとの会釈を子どもたちが体得できれば、心配のない安全な行動へと繋がることでしょう。

また、子どもたちが幼い頃に見聞きしたことをもとに価値観を形成し、行動することも重く受け止めていきたいと思いました。保護者や教師の存在は大きいですね。

わずか1分にも満たない出来事でしたのに、いろいろ思いを巡らせました。

私たちの生活には多くの選択肢があることも再確認いたしました。

皆さまはどのようなときに会釈を返してもらっていますか。また、ご自身が会釈をするのはどのようなときでしょうか。

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Edu Support Office

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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