2025.07.31じゅんぶろ・ほのぼのとーく
花の用い方

こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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5月に牡丹、6月に芍薬、そして、7月下旬やっと百合が咲き揃いました。
庭に植えていた妣(「ひ」と読み、亡くなった母のこと)の思いを引き継ぎ、長女もかくあってほしいものと思い、長年育ててきました。
昨年は牡丹が咲かずじまいでしたので、こうして花たちを紹介できて、心からうれしく思います。お世話のかいがありました。
さて、花についてネットで検索していたところ、北海道立衛生研究所薬草園 林隆章先生の一文を見つけました。
詳しくはコチラ☞立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
以下引用===改行は川上による
「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」、これは美人を形容する言葉ですが、元々は生薬の用い方をたとえたものです。
漢方薬は数種類の生薬を混合し煎じたものです。それぞれの生薬は特有の薬効を有しており、症状に応じて適したものを用います。
「立てば芍薬」の”立てば”はイライラとし気のたっている女性を意味し、芍薬により改善されます。芍薬の根を使うのですが、痛みを取ったり、筋肉のこわばりを取ったりします。
「座れば牡丹」の”座れば”はペタンと座ってばかりいるような女性を意味し、それは「お血(おけつ)」(お=やまいだれ+於)が原因となっていることもあります。
「お血」とは、漢方で症状を表現するのに用いられる言葉のひとつで、腹部に血液が滞った状態を意味します。「お血」は牡丹の根の皮の部分(牡丹皮・ぼたんぴ)により改善されます。
「歩く姿は百合の花」は百合の花のようにナヨナヨとして歩いている様子を表現しており、心身症のような状態を意味します。その場合には百合の球根を用います。
このように、それぞれの症状に合った生薬を用いると健康になれます。つまり、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」は、健康な女性は芍薬・牡丹・百合の花のように美しいという意味かと思います。===ここまで引用
3つの花の薬効を初めて知り、花を見る印象ががらっと変わりました。これも昔の方々の知恵ですね。私も1つ賢くなりました。。
皆さまに花の写真をご覧いただけてとてもうれしく思います。
急な暑さが続いていますので、少しでもほっとしていただけましたら幸いです🌺
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川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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