2025.01.29子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.407~ここにも親の観察力~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
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1月24日投稿に続くお話です。
https://edusupport-office.com/2024/01/24/
「みやぎ東日本大震災津波伝承館」(石巻市)の案内役に小学生2人が認定されたとのこと。朝日新聞2025.1.22より以下引用===
そのうちの1人、田中杏さん(8)は、小さい頃から道の駅などの施設が展示している被災地の写真に見入っていた。その姿に気付いた母のかおるさんは、沿岸部へ旅行に行く度に、伝承施設にも足を運んだという。===ここまで引用
お母さんがお子さんが何に興味をもっているかを見極め、そこからさらに行動範囲を広げていった結果、前述の案内役となり、外国の方へ英語でも案内しているそうです。
ここにも親御さんの観察力があったからこそ生まれた結果だと敬服いたしました。
かつて教員として、親として大事にしたいと思ったことをこう表現していました。
「子どもの瞳に何を映し出してあげるのか。」
抒情的な表現かもしれませんが、子どもたちは身の周りで見聞きしたことが人格形成やものの見方・考え方の礎となります。
親御さんがお子さんに何を見せ、何を聞かせるかによってお子さんの人生は大きく変わっていくことは容易に想像できます。
ほんの一例ですが、自然豊かな場所へ行けば自然が好きになるでしょうし、読書好きな親の姿を見れば自ずと本を手に取るようになります。
ケンカ腰の言い合いを聞けば、その言い方が正しいと思うようになります。人を見下げる言い方を耳にすれば、そうすればいいのだと学んでしまうのが子どもです。
ですから、小さいうちにどのような環境を与えていくのか、それが親御さんの役割、働きかけだと思っていました。
今回報道された杏さんの母親の行動を子育てのヒントにしていただけたらとの思いで、本日綴っております。
皆さまのお子さんは何に興味を抱いているでしょうか。
子ども自身が選び取れるようにいくつかの情報を与えていくことを大事にしたいですね。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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