2024.12.23じゅんぶろ・ほのぼのとーく
冬物語
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo@山形_車窓より
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
12月20日、年末年始の準備もそこそこに旅行へ。
旅行とりわけミステリーツアー好きな夫は退職後、もう何度もこうしたツアーに参加し続けています。
行き先がわからないのに出かけるなんて、私の辞書にはありません。。
ところが、出かけてみるとなかなか面白いものでした。
阪急交通社仙台支店企画「歴史ある名湯で寛ぐ年末大感謝バスミステリーツアー 2日間」。
徒歩20分弱の最寄り駅から電車で仙台駅へ。福島県・新潟県・山形県の3県600㎞のバス旅に耐え、電車に乗り、帰路最寄り駅にてタクシーを待つも来る気配がなく、自宅まで20分の徒歩。
退職直後に比べるとずいぶんと体力がついてきたことに驚きつつ(☜やればできる子)、ツアー名すべてを盛り込んだ誠実な企画に大満足でした。
さて、初見学は二本松市智恵子記念館と生家。
高村智恵子の人生は造り酒屋の実家の没落や心身の不調、どれもが辛く悲しいものでした。
彫刻家詩人の夫高村光太郎は智恵子の絵の才能をつむ発言をし、彼女が画家への夢を絶つ一因となるも、晩年精神を病んだ彼女を救いました。
夫婦というのは一筋縄ではいかない、数奇な運命で結ばれているものです。
『光る君へ』ではまひろが道長から高価な紙を与えられ、創作を始めたように、智恵子は夫の差し入れた紙から紙絵世界を切り拓きました。亡くなるまでに残した千数百の作品の一端を観賞しました。
26歳で描いた『青鞜』の表紙には紙絵の萌芽が見て取れるそうですが、智恵子が精神を病んだ中、彼女自身も気づいていない才能を引き出したのが光太郎でした。
マイナスの状況下でも相手のよさを見出す感性と行動力をもちたいと思いました。
旅のスタートから新たな気づきを得ました。人生、どこで教訓を得られるものか、わからないですね。
<冬グルメ>
昼食:白身魚コースランチ@郡山 洋食レストラン コーヒーハウス トレール|ホテルハマツ
ツアーでコースの提供は初めて。
メインのお料理が高級なお味、パンの焼きあがりが秀逸でした。スープカップとコーヒーカップと同じ柄のミニカップに珈琲ゼリーというおしゃれな取り合わせ。
シェフの優れた腕前とお店の矜恃にうなりました。
季節の冬、人生の冬ではあるものの、寒さや老いを嘆かずに楽しみませんと。
冬物語、何度か綴ってまいります。ご高覧いただけましたら幸いです。
今週もお仕事や新年を迎える準備でご多用のことと存じます。
くれぐれも腰痛などご注意くださいませ。私も気をつけて準備を進めます。
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Category
New Article
Archive
- 2024年12月
- 2024年11月
- 2024年10月
- 2024年9月
- 2024年8月
- 2024年7月
- 2024年6月
- 2024年5月
- 2024年4月
- 2024年3月
- 2024年2月
- 2024年1月
- 2023年12月
- 2023年11月
- 2023年10月
- 2023年9月
- 2023年8月
- 2023年7月
- 2023年6月
- 2023年5月
- 2023年4月
- 2023年3月
- 2023年2月
- 2023年1月
- 2022年12月
- 2022年11月
- 2022年10月
- 2022年9月
- 2022年8月
- 2022年7月
- 2022年6月
- 2022年5月
- 2022年4月
- 2022年3月
- 2022年2月
- 2022年1月
- 2021年12月
- 2021年11月
- 2021年10月
- 2021年9月
- 2021年8月
- 2021年7月
- 2021年6月
- 2021年5月
- 2021年4月
- 2021年3月
- 2021年2月
- 2021年1月
- 2020年12月
- 2020年11月
- 2020年10月
- 2020年9月
- 2020年8月
- 2020年7月
- 2020年6月
- 2020年5月
- 2020年4月
- 2020年3月
- 2020年2月
- 2020年1月
- 2019年12月
- 2019年11月
- 2019年10月
- 2019年9月
- 2019年8月
- 2019年7月
- 2019年6月
- 2019年5月
- 2019年4月
- 2019年3月