こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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11月30日、東京駅から目的地へ向かう途中の出来事。。

乗車した電車が混み合っていました。車両の中ほどへ進めないほどドア付近がぎゅうぎゅう詰め。

若い女性の「席、とらなくちゃっ」という声と同時に、小学生低学年ぐらいの男の子の「外が見えない～～」とパニックに近い声を聞きました。

見ると、もう1人幼稚園ぐらいの弟と2人の肩を抱えている母親の姿が。。

すると、先の女性が、

「子どもがいる」

と危険を感じてか、心配している様子で近くにいた友人に声をかけていました。つい先ほどは自分が座りたい席探しに夢中になっていたのに、弱者の立場を慮っていてすごいなと感じました。

次の駅で降車の人垣が母子をよけるように移動してくれたものの、つぶされそうな勢いがありました。席が空いたのを見つけて、すぐに母親に、

「危ないから座って」

と声をかけて座席へ誘導してあげました。このような状況で誰一人として母子に声をかけないんだと茫然としました。。

その次の駅に着くころには東京駅での混雑などなかったかのように人が引いていき、母子も無事に降車。

叫ぶわが子をどのような思いでなだめ、どのような思いでその小さな肩を抱いていたのか、聞くすべもありません。

子育てをするというのは自力で自分とわが子の命を守ることだということをわずか数分の間にまざまざと見ることができました。

母親に守ってもらえたことを子どもたちが覚えていますように。。

皆さまがわが子を守った数多くの場面で一番印象に残っているのはどのようなことでしょうか。

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Edu Support Office

川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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