こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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8月2日（金）、NHK連続テレビ小説『虎に翼』で「総力戦研究所」の一員だった星判事が自らの責任にさいなまれている様子が描かれていました。星判事のモデルは初代最高裁長官三淵忠彦氏。

同じ日、この研究所にふれた記事が掲載されていました。朝日新聞2面_百年未来への歴史 序章  瀬戸際の時代「軍事偏重　いびつなDIME」より「総力戦研究所」に関する部分を抜粋＝＝＝

1939年9月、帝国陸軍内部に「戦争経済研究班」秋丸次朗陸軍中佐の招聘による機関（秋丸機関）設置。41年7月、「持久戦には耐えがたい」と報告。

1940年9月近衛内閣「総力戦研究所」設置、1941年8月、対米戦争は「必敗」と報告。

終戦後30年以上経ち、秋丸氏「秋丸機関の顛末」を執筆。＝＝＝ここまで抜粋（文責:川上）

また、8月5日（月）12:20からのNHK「みみより！解説」では三淵氏の研究所での役割について言及されていました。氏の発言の詳細はわからないとのことでしたが、戦争の実相に迫る情報が公開されたのは意義深いことです。。

このように戦時下知らされていなかったことが多いのだろうと暗澹たる気持ちになりました。ドラマの中でも「口外しない」と緘口令が敷かれていたことが描かれていました。

2つの機関から戦争の困難さに関する報告があったにも関わらず、戦争へ突入した歴史は周知のとおりです。

さて、私たちの現在地はどこなのでしょうか。

第二次世界大戦の戦後なのか、次の戦争の戦前なのか。

そんな視点で社会の動きを見ていきたいと思いましたが、今も私たちに知らされていないことが多いのではと膝から崩れ落ちる思いがよぎりました。

本日は奇しくも長崎原爆忌。

平和を祈念してやみません。

新聞テレビで戦争にまつわる報道が続くことでしょう。

それらを知ることから平和への思いを強くしていきたいと思います。

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川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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