こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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ある日、レストランでの出来事。

隣の席で3歳ぐらいの女の子が祖母と母と友人たちと食事をしていました。

食事を終えると、なぜかテーブルの下の床にしゃがんで動かなくなりました。素敵なお洋服が汚れそうで陰ながら心配。。

祖母「おもちゃ、買ってあげるから行こう」

お母さんはしゃがんで視線を合わせて、

「どうした？」

とゆっくり話しかけていました。

お母さんの行動、すばらしかったですね。しっかりと待ってあげていました。ほんの2分ほどのことでした。

その2分を待てずにいると、手を引っ張る、嫌味を言う、脅かすなどの強硬手段を取ってしまいます。

最近、よく耳にする「いやいや期」。

そういった表現をしてなすべきをなさずにやり過ごしたり、諦めてしまったりしていることが散見されます。

ラベルを貼らずにお子さんの様子がどうなのか、どのような意味があるのかを観察し、ゆったりと接することが大事ですね。

女の子は納得したのか、何事もなかったかのようにすっと立ち上がって歩き出しました。

「なんでなの？」

と責められなかったことで、女の子が安心し、母親へ信頼を寄せる要因になっていたと思いました。

理由を説明できる年齢ではないことをお母さんがわかっていて、語彙力の発達を踏まえた対応でした。

純粋に子どもを見つめるって大事だなと思いながら、親子の後ろ姿を見送りました。

「いやいや期」だから大変ではなく、「いや」というわが子への対応が大変と捉えてみるとよいですね。

何歳になっても反抗的な言動はふいにやってきて、親御さんの言動からお子さんは多くのことを学び、身につけていきます。善きにつけ、悪しきにつけ。。

皆さまはお子さんの思いがけない言動で悩まされたことはありませんか。それをどう乗り切りましたか。

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Edu Support Office

川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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