こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo＠榴ケ岡公園

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4月8日、花見会場での出来事。

お客さんが並んでいない出店があったので注文をしました。

すぐに出来上がったので代金を渡してお釣りを受け取ったものの、始末にもたつきました。待たせては申し訳ないと品物を受取ろうとしたところ、若い店員さんが笑顔で、

「大丈夫ですよ。」

と声をかけてくれました。ハンドバックではなく、使い慣れないリュックサックだったこともあり、

「ごめんなさいね。すぐにいろいろできなくて。」

と私が言い訳がましく言いながら受け取れる状況になると、すっと品物を渡してくれました。

素敵な対応でした。

もたもたするのは何も私のような年配者だけとは限りません。

赤ちゃんや幼児を連れた方、車いすの方、海外の方、さまざまな状況の方々が来店し、相手の様子を見極めて接客をしていたことでしょう。

その接客ぶりに嬉しくなって振り返りましたら、先ほどと打って変わって10人ほどのお客さんが並んでいました。店員さんの優しさに引き寄せられたのですね、きっと。

動作が遅くて時間がかかる、そのような人は周囲から怒りをぶつけられがちです。

でも、どのような人でも誰もが大事にされる世の中であってほしいもの。

心折れず、惑わされることなく、アンガーマネジメント普及を続けていくために、なぜアンガーマネジメントを伝えているのかを問い続けています。

「待つこと」ができる人が一人、また一人と増えていくと、将来の社会のあり方が変わります。理想と思える社会を垣間見ることができ、さらに普及への思いを強くしました。

店員さんのおかげで幸せなひとときでした。

今週、皆さまが出会う方々と素敵な関わりができますように。相手を慮る言動を心がけてまいりましょう。

「反射」的な言動はNGです。

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Edu Support Office

川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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