2023.09.24子育てポケットノート

子育てポケットノートvol.340～何かあったとき～

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by Pixabay　

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9月初めの外出時のこと。

「2階で食事ができます」

と言われ、階段を上っていくと子どもの泣き声が聞こえてきました。

何かが起きていました。

お座敷で幼稚園ぐらいの男の子が寝転んで歯痛に苦しんで泣いていたのでした。お母さんが病院に予約をし、お父さんが診察時間を教えながら気持ちを落ち着かせていました。なかなかの連携でした。

段取りを終えると、ご家族は1階へと下りて行きました。2人とも子どもを責める言葉をひと言も言わず、すごいなと感心。

その後、男の子は無事に治療を終えて笑顔になったことでしょう。そして、両親が自分のために役割を分担していたこと、穏やかな関係性を築いていることに気付いたのではないかと想像しました。

私が小さいとき、病気になると両親はよくけんかをしていました。父は私が病気になったことを母のせいにし、母は体の弱い子どもに関心を示さない父をなじっていました。そんな思い出がふっと蘇ってきて、この若いご夫婦の接し方を羨ましく感じていたのでした。

過去のことは変えられませんので、これから何かあったとき、冷静に対処し、周囲への言葉かけを優しくしたいと思いました。

外出先で出会う子育ての一コマ、今回もとても勉強させられました。

皆さまが心に残っている親御さんの姿、親御さんからかけられた言葉、どのようなことを覚えているでしょうか。

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Edu Support Office

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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