こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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今年のお盆、心に残ることがありました。

長女とは誕生からの写真を見ながら、20数年の時間旅行。

生後3日にはぱっちり目を開けている、3カ月頃は他を圧倒するきりっとした目力、ひょうきんな表情やしぐさ全開、天真爛漫そのもの。写真に写るかつての姿を見て2人で笑いころげました。私も意外とひょうきんなことをやっていて、それにも大笑い。私と長女はいい意味で共鳴し合っていたことに気付かされた出来事でした。

長男とは一晩に3時間ほどしゃべり続け、こちらも30年余りの時間旅行を。

「小さい頃はお父さんの性格かなと思っていたけど、この頃はお母さんの性格に似てきたと思う。コミュニケーションができるようになってきた。」とぽつり。そうか、沈思黙考の父、社交的な母。正反対の気質を融合できた長男の現状を知り、嬉しく思いました。これからもさらに人間性を熟成させ、人を育てる仕事を楽しんでほしいと思いました。

子どもたちの帰宅後、こうした経験をひと言で表すとしたら何だろうと考え、次の言葉に思い至りました。詳しくはコチラ☞webblio辞書_邂逅　以下、記事より引用＝＝＝

「邂逅」の用例として使える典型的な場面・状況としては、「何年も会っていない、すっかり疎遠になっていた旧友と、街中で偶然に出会った」というような状況が挙げられる。ただの遭遇ではなくて「思いがけない・予期しなかった・偶然的な」遭遇を表現するニュアンスが多分に含まれるが、会うべくして会ったという状況について「邂逅」の語が用いられる場合もある。　＝＝＝ここまで引用

お盆に出会ったのは成長したわが子。思いがけず、予期もしなかったことに偶然出あい、会うべくして会えたのですから、本当にぴったりの言葉でした。

そして、こうした邂逅を四半世紀を経て味わうことなど、若かった私は知るすべもありませんでした。（でも、それも偶然のことなので、大げさに思う必要などありません。）

子育て真っ最中のパパママ。

お子さんが小さいと毎日の忙しさ、騒々しさが繰り返され、疲れもピークに達していることでしょう。日常のその先に、このような邂逅が待っていることなど、目にも心にも入って来る余裕がないかと思います。

それでも、私の経験がいつか皆さまにも巡って来ることを願って綴りました。心のどこかに残ってくれていましたらうれしいです。

皆さまの目の前にいる子どもたちは両親の知らない世界を見せてくれる存在なのです。

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川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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