2023.07.11子育てポケットノート
子育てポケットノートvol.324~本当に手伝ってほしいこと~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
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7月10日、眼科を訪れたときのこと。
月曜日でしたが、小学生、就学前の子どもたちも来院していました。
その中にお父さんがお二人おいでになりました。
きっとお休みだったのでしょう。体を休めたいところでしょうが、付き添ってくれていました。
わが子も小さい頃、発熱に次ぐ発熱で、小児科、耳鼻科への通院が続きました。夫には早朝に並んでもらって受付してもらったり、通院に付き添ってもらったり、ずいぶん手間をかけさせていました。
2022年(R4)10月1日、厚生労働省は育児・介護休業法を改正しました。詳しくはコチラ☞https://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/koyou_roudou/koyoukintou/ryouritsu/ikuji/
以下引用===
産後パパ育休とは産後8週間以内に4週間(28日)を限度として2回に分けて取得できる休業で、1歳までの育児休業とは別に取得できる制度です。
男性の育児休業取得促進のため、取得ニーズが高い子の出生直後の時期(子の出生後8週間以内)に、これまでよりも柔軟で取得しやすい休業として設けられました。
労使協定を締結している場合に限り、労働者が合意した範囲で休業中に就業することが可能です。===ここまで引用
核家族で共働きをしていた私にとって腑に落ちないのは、育児休業の取得ニーズが高いのが「子の出生後8週間以内」と限定している点です。これ、本当でしょうか。。現役の子育てパパママの本当のニーズなのでしょうか。。
母親が産後休暇、育児休業を取得している期間であれば、かなり余裕があります。
ところが、私が子育てで苦労したことは育児休業明けに、急にわが子が通院を要する事態に陥ったときの対応でした。それは繰り返し起こり、10歳ぐらいまで続きました。夫はもともと管理職をめざす人ではなかったので子育てを優先してくれましたが、度重なる年休取得では評価は芳しくなかったと思います。
子どもは病気にかかりやすく、医師の診察を要し、手厚い看病が欠かせない、とてもかよわい存在。実際に子どもの姿に常に接しているからこそ理解できることです。ずっと見ていない人には理解してもらえないことです。
本当に手伝ってほしいのは、いつ発熱してもすぐに休みが取れて子どもを看病できる、通院させてあげられること。そして、そうした対応が母親だけでなく、父親にもできるようになることです。
若いお父さんたちがかいがいしく受診に付き添っている姿から、本当に子育て世代に手が届く支援を考えてほしいものだとつくづくと思いました。
皆さまは子育ての施策に望むことは何でしょうか。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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