2023.05.23子育てポケットノート

子育てポケットノートvol.315～ママのがんばり～

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by Pixabay

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5月15日、かかりつけの診療所へ。

待合室にいた中学生の男のお子さんとお母さんの会話の端々が聞こえてきました。

母「部活はどうなの？」

子「〇〇しているんだ」詳細は聞き取れませんでした。。

ええ、いい子だな。ちゃんとお母さんの話を受け入れて答えてくれるっていい感じだなと感心していました。

母「そうなんだ。それじゃ、〇〇はどうなの？」

畳みかけているうちにみるみるうちに会話は途絶えてしまいました。お母さん、残念そうでした。中学生、意に介していない様子。。

さて、思春期のわが子と接するのは本当に骨の折れることです。何をどうすれば笑顔で交流できるだろうかと必死になりがちです。

実は、それが子どもにとっては面倒くさいこと。母親と話すのは恥ずかしかったり、重たいと感じたり、何を言っていいかわからなかったり。。

それでも、がんばって話しかけ続けていたお母さん。

もう少しお子さんが大人になったときに、その姿からきっと何かを感じ、返答してくれる日が来ます。心折れずに接してほしいなと思いました。

かつて私も親の心を折りながら一人で一人前になった気分でいました。歴史は繰り返していきますね。

子どもがひとこと返してくれたことを親御さんのほうがしっかりと覚えておくことも大事です。自分が思うやり取りを期待する余り、子どもが精いっぱい答えた言葉を聞き逃さないように。

わが子と話ができると感じたのは大学生になってからでした。

子育ての道のりは思っているより長いのです。

皆さまはお子さんとどのような会話の思い出がありますか。それはお子さんがおいくつの頃でしょうか。

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Edu Support Office

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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