2023.05.17じゅんぶろ・ほのぼのとーく

「同じ」と「違い」の気持ち

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

コラージュ_PhotoDirector

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敷石のところで蕾をつけていたオダマキソウ（写真上）。

花壇に植え替えましたら、こんなふうに咲きました（写真下）。

色、花びらの形と向き、めしべおしべの形と向き、背丈、すべてのパーツが異なっているのです。

花壇の土の成分なのか、植え替えた時期がまずかったのか、原因はよくわかりません。

写真を上下に並べて見比べていましたら、「『同じ』を見つけると好きになる、『違い』を見つけると嫌いになる」というアンガーマネジメントの第一人者の言葉を思い出しました。

そうですよね。わずかな共通点があれば親近感を抱き、自分と違うことに嫌悪感を感じます。

実は、そこから何をどう考えていくのかが大事です。

同じだからべったりと何でもありと許すのか、違うからと言って卑下したり仲間に加えなかったりするのか。こうした考えをもっていたのでは一人の人としての成長も、社会の成長も生まれません。

それではどうするのか。

大きな概念で見ていくと好きに繋がっていきます。

同じ季節に咲いている、花である、植物である、地球上に咲いている、こんなふうに考えると、もはや違いは見当たりません。

自分の経験で得た価値観を進んで捨てることで、好きが増え、幸福感に繋がっていきます。そう考えていくのです。

皆さまは「同じ」と「違い」、どちらを見つけることが得意でしょうか。それぞれを選んだ時の気持ちはどうでしょうか。イライラなのか、穏やかなのか、調べてみてくださいね。

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Edu Support Office

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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