2023.03.08じゅんぶろ・ほのぼのとーく
おおいがかけられる前に~多賀城跡南門~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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3月1日、松島からの帰路、南門へ。
多賀城市の広報誌で「南門」が3月上旬にはおおいがかけられると紹介されていたので立ち寄りました。
南門についての報道はコチラ☞宮城・多賀城跡の「南門」が完成、創建1300年の来年一般公開 : 読売新聞 (yomiuri.co.jp) 2023.2.15 以下、記事より引用===
奈良・平安時代に陸奥国府が置かれた多賀城は、11世紀中頃まで東北の政治、軍事の中心地だった。復元した南門は、最も豪華だったとされる8世紀後半のものをイメージしており、同時代の法隆寺中門を参考にデザインされた。===ここまで引用。
多賀城は日本が律令国家となるために重要な場所でした。こうして再建された門を見上げると、仙台平野と北上山地の境界にあたる地を選んだ、時の政権の先見の明やその威信を痛いほど感じることができました。
丹土色(につちいろ)の柱と漆喰塗りの壁、灰色の本瓦の南門。
市の広報誌を読んでいましたら疑問がわいてきて、調べてみました。詳細はコチラ☞赤茶色の顔料「丹土(につち)」の色ってご存知ですか? | 和のすてき 和の心を感じるメディア (wanosuteki.jp)
丹は朱色の古語。神社の朱塗りの柱などに用いられるのは水銀朱。水銀朱は硫黄と水銀を化合した赤土で、当時かなり貴重なものだったそうです。
創建当時、どこでこれらの材料を調達し、どのように完成させていったのかと、興味は広がる一方です。門の基礎を支えているのは丸みを帯びた石、当時も令和の現在もどこから調達したのかも気になりました。
南門の東側には広い駐車場があり、歩道にそって丘へ上がることができます。おおいがかけられる前にぜひお出かけくださいませ。
皆さまのお住いの地域にはどのような歴史が刻まれていますでしょうか。
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川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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