2023.01.03じゅんぶろ・ほのぼのとーく
歌は世につれ、世は歌につれ
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
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2022年は流行歌を知ることもなく、過ごしてしまいました。
長男の帰省で大晦日の紅白歌合戦を最後まで視聴し、私の音楽事情が一瞬で変わりました!若い人といると刺激が大きいものですね。ある楽曲に釘付けになりました。
「Habit」
歌詞はコチラ☞SEKAI NO OWARI Habit 歌詞 – 歌ネット (uta-net.com) 詞:Fukase
映画『ホリック xxxHOLiC』主題歌、第64回レコード大賞受賞と2022年を席巻した楽曲(だったそうです)。habitの和訳は「個人のくせ、習慣、持つようになったもの」。
曲の冒頭、「君たちったら何でもかんでも 分類、区別、ジャンル分けしたがる」。
ここからもうノックアウトされました。愛だの恋だの、一緒にいたいだの永遠だの、僕と君しか登場しない歌が多い中で異彩を放っていました。
そして、「自分で自分を分類するなよ 壊して見せろよ そのBad Habit」と結んでいます。
レコード大賞受賞が世の支持の証左になるかどうかは置いておくとし、少なくとも2022年の優れた一曲であることに間違いはありません。そして、願わくはこの曲を支持している人が詞の全てを理解していてほしいもの。
分類、区別、ジャンル分けをすることで自他の違いがはっきりします。それが昂じ、互いの違いを受け入れないことは相手への嫌悪に容易に繋がっていきます。
さて、「歌は世につれ世は歌につれ」だとすれば、すでに互いの違いを受け入れている世の中なはず。詳しくはコチラ☞「歌は世につれ世は歌につれ」の意味や使い方は?例文や類語をWebライターがわかりやすく解説! – Study-Z ドラゴン桜と学ぶWebマガジン
しかし、私たちは例えば男性/女性、若者/老人、既婚/未婚、既婚/離婚、職場への異動者/在職者、転入者/地元民、容姿がよい/悪い、積極的な人/消極的な人、もっともっとたくさんの「分類、区別、ジャンル分け」を行っています。
そうした現状を踏まえて、「悪しき習慣を壊せ」と、この歌は訴えているのです。
この楽曲を念頭に、2023年がどう展開していくのか、静観していきたいと思いました。
皆さんは他者との違いを感じることはありますか。その違いはどのようなことについてでしょうか。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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