2022.10.22じゅんぶろ・ほのぼのとーく
甲斐路紀行~甲府城編~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo@鉄門くろがねもん
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10月16日、長男の勤務先を見学したいと言ったのに、
「日曜日は建物に入れないから」
とつれなく言われ、仕方なく夫と二人で出かけてみました。
どんなところで仕事をしているのか、楽しみに出かけたものの、正門や玄関がどこかよく分からず、うろうろ。Yahoo!地図で検索し、たぶんこの辺りだろうと見当をつけて退散。そう言えば両親も私の勤務先に来たことはありませんでした。。
自律するというのはそういうことなのだと寂しくもあり、独立独歩で生きている長男を頼もしくも思ったのでした。
甲府行き電車が30分待ちのため、タクシーでお城まで移動。
これまで江戸城、大阪城、青葉城、多賀城などを見て来ましたが、甲府市/甲府城 (city.kofu.yamanashi.jp)は平地、お堀があったものの、他の城に比べれば攻められやすい立地です。
甲斐国は織田信長、羽柴秀吉、徳川家康の群雄割拠する歴史に翻弄され、甲府城は長く江戸幕府の直轄地として甲府勤番制度のもと管理されてきたお城でした。
1593年に完成したという甲府城。
400年以上も前にこのような高度な土木技術があったことに驚きました。それと同時に、工事に従事した民衆の労役はいかばかりだったかと身につまされました。
君主のために民衆が尽くす構造は、形は違えど今も本質は変わっていないのではないかと痛感しました。昨今の国内や海外の状況を鑑み、庶民は奪われる一方、ため息が出てきました。
明治時代の廃城令により明治10年前後には建物がすべて取り壊され、市街地化されたとのこと。県庁、駅等の官公庁が城内に建設されたのは現在から見ると幸運なことだったと言えます。
100年先を見通して何を選ぶのか、当時の甲府市の先見の明に敬服いたしました。
天守台跡の展望台に立つと、晴れていれば鉄塔の左側に富士山が見えるそうですが、雲が沸き立つばかりでした。
「あなたは元気でいられるから、また来なさい。」
そんなメッセージが聞こえてきそうでした。
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Edu Support Office 代表 川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント®
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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