こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by pixabay

✲　✲　✲    ✲　✲

7月19日、羽生結弦さんの引退会見をご覧になりましたか。ご本人は引退という言葉を使わずにこれからのことを表明していました。

あれから1か月近く経ちますが、新聞テレビで見かけない日がないらい大活躍ですね。

昨日、こんなタイトルを見つけ、インタビュー記事を興味深く読みました。

「つまらない練習がいずれ　花を咲かせる土に」朝日新聞 スポーツ欄 2022.8.13より引用。

今、子どもたちにアドバイスを送るとしたら？そんな問いにはこう答えた。

「何事も基礎ができているかが、すごく大きいと思います。英語の勉強もそうですが、単語とか文法とか、基礎的なことがないと何もできないですよね。表現する余地もない、みたいな話で。本当につまらない練習かもしれないですけど、そのつまらない練習がいずれ、花を咲かせる時の土になることを想像しながら、基礎練習は常にした方がいいと思います。僕は今もやっています。」＝＝＝ここまで引用。

羽生選手の輝かしい功績は努力、しかも基礎的な練習によって得られていたことを伝えてくださっています。しかも、優れた指導者の伴走があってこその偉業でした。

「花を咲かせる時の土」、羽生君の語彙力には感服いたします。種が根付くには場所が必要ですし、育っていく時間も保障してくれることも必要です。土の中に蒔かれるからこそ根を張り、芽を出していくことができます。種だけでは風に飛ばされてしまいます。。

僭越ながら、その伴走者は時にスポーツの指導者、保護者、学校の先生、はたまた友人知人であることでしょう。

自分が接する子どもたちにはまだ見ぬ原石として接していくことが大事だと思います。

お盆期間に入り、ご近所から賑やかな声が聞こえてきます。

子どもたちの未来のために、今、どのような言葉をかけるのか、ぜひ吟味してみてくださいね。

✲　✲　✲　✲　✲

Edu Support Office　代表　川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント®

☞ボイスマルシェ相談員

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

登壇依頼☞https://ws.formzu.net/dist/S37159426/