2022.08.03アンガーマネジメント
看護学生指導に活かすアンガーマネジメント
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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8月2日、名取市へ。
宮城県高等看護学校様からご依頼を賜り、職員の皆さまに「看護学生指導に活かすアンガーマネジメント~自他の怒りに振り回されないために~」のテーマでアンガーマネジメントをお伝えいたしました。
校長先生、副校長先生には新型コロナ感染拡大が急を告げる中、「アンガーマネジメントをぜひに」と実施に向けてご尽力いただきました。本当にありがとうございました。
私の経験を開示しつつ、具体的にわかりやすくを心がけながら進めました。個人のワーク、2人から3人でのシェア活動をとおして、怒りの感情とは何か、アンガーマネジメントの3つのコントロールの方法について学んでいただきました。
怒りの原因は外にあるのではなく、自分が大事にしている「 」はこうあるべきという言葉。つまり、怒りを生み出しているのは自分自身。「誰か」や「出来事」であれば、それらに振り回されているのです。この説明には思わず力が入りました。
一度この考え方に立っていただけないと、誰かのせい、あの出来事のせいと他責にしてしまい、アンガーマネジメントに辿り着くことが難しいと感じていたからです。サブテーマにも大きく関わる部分です。
先生方は大きく頷いながら「そうそう」とあふれんばかりの笑顔でご参加くださいました。先生方もまたご自身の本音を開示してくださったと、何度も心震える思いがいたしました。きっとこれからアンガーマネジメントに取り組んでいただけると確信いたしました。
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病気がちだった私、実家や我が家がお世話になった医師や看護師の方々との思い出は尽きることがありません。
その中から、今回は半年前の私のやけどの話で締め括りました。
医師の診察後、看護師さんは「やけど、大変でしたね」とは言いませんでした。言われていたらきっと事故当時の光景が頭から離れなかったことでしょう。手当てをしながら手当の方法、気を付けること、「心配なことがあったら病院に電話して」と言葉をかけてくれました。これからどうするかと未来志向でした。
手当てを受けながら、「アンガーマネジメントの考え方と一致している」と感じていました。アンガーマネジメントは変えられない他人や過去ではなく、変えられる自分と未来に力を尽くしていくのですから。
命の危機に瀕していた私を救ってくれた医療の力、看護の力。
その医療現場へ学生を送り出す先生方の重責はいかばかりかと思います。看護学生の指導に今回の学びを活かしていただけましたら、こんなに嬉しいことはありません。
もっともっとお伝えしたいことがありましたが、名残を惜しみつつ、学校を後にいたしました。
最後になりましたが、宮城県高等看護学校様のますますのご発展、先生方のご活躍を心よりお祈り申し上げます。またお目にかかれましたら幸甚でございます。
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Edu Support Office 代表 川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント®
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