こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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ある日、自宅の庭の手入れをしていたとき、自転車に乗った数人の小学生が通りがかり、

「おれさ、すごいこと、やってみせるから、見てて。」

と、大きな声で言っているのが聞こえてきました。

慌てて道路に出て、少年たちが向かって行った先を見ました。すごい出来事は起きなかったものの、

「ほんとうのともだちって何だろう。」

とおばちゃんは思ったのでした。

教員時代、子どもたちがまさかまさかの出来事を引き起こし、対応しました。出来事の経緯を確認し、関係する子どもたちに指導をし、最後に学級全体に共有する際、

「ほんとうのともだちってね、『やめろ』って言えることだと思うよ。それで『なんだ、おまえ』って言われたらほんとうのともだちじゃないよ。」

と指導していたことが蘇ってきました。後々の報復、特に仲間外れを恐れて言わないという「同調圧力」を教室から一掃したかったのです。教師の思いに子どもたちは素直に応えてくれたものでした。

「すごいことをやるよ。」

と言われたとき、周囲の子どもたちには返す言葉がありました。

「何？」「どんなこと？」

注意ではなく、まずは確認ができたはず。そして、危険なことであれば、次は制止。

数人で自転車に乗っていると気も大きくなり、本来の力以上の力があると勘違いして危険への注意が下がりがちです。

あの子どもたち、また自宅前を通ってくれないかな。様子を見てみたいな。

ほんとうのともだちになってくれていればいいな。。

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Edu Support Office　代表　川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント®

☞ボイスマルシェ相談員

元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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