2022.04.12子育てポケットノート

子育てポケットノートvol.260～ミニチュアアーティスト_Mozu～

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by pixabay

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4月3日23時からの『情熱大陸』はミニチュアアーティスト_Mozu（水越清貴）さんのお話。

コマ撮りアニメ、ミニチュア、トリックラクガキの３つの分野で活動するマルチアーティストとのこと。リアルタイムではなく、録画で観ました。

東京都立総合芸術高等学校映像メディア表現卒業。都立で芸術に特化した高校を設置しているのですね。

とかく「普通」にこだわると、高等学校普通科を3か年終えるを待っている間に才能もしぼんでしまったり、埋もれてしまったりしがちです。自分の部屋のミニチュアをTwitterで拡散したところ、世に知られるところになったというのも時代を反映していますね。

▷いつも見ているものを1/12のスケールで再現するというアイディア。

▷SNSきっかけで世の中に出ていく流れ。

これからの子どもたちは順番に階段を上り詰めていくのではないのですね。私たちが育った頃にはまだなかったさまざまな科学技術の恩恵をその身いっぱいに受け、大きく羽ばたいていく道を切り拓いていくのですね。

そんな時代の寵児とも言えるMozuさんにはやはり素敵なご両親の存在がありました。

お父さんがMozuさんから0点のテストを見せられたとき、

「この０点のテストを持ってくる　お前の勇気が素晴らしいって褒めたわけ」

と『情熱大陸』のインタビューに答えていました。お父さんのそばでお母さんも微笑んでおられ、そのようなご両親の元で才能を伸ばせたことが分かりました。点数が評価の基準だったらMozuさんの出現はなかったと容易に想像できました。

自分の子育てや教職での指導をいろいろ反省しつつ、Mozuさんの『情熱大陸』を拝見しました。

皆さまのお子さんはどのような「よいところ」がありますか。

「よいところ」は見つけようとしないと見つからないもの。人はどうしても足りないところにはすぐに目が行き、こうあってほしいと願う姿を100点としてしまいがちだからです。親御さんの「普通」「当たり前」で見ているとついついダメ出ししたくなりますので注意してくださいね。

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元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員

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