2022.01.18じゅんぶろ・ほのぼのとーく
「枯ちてく」と思う時間、もったいない
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by pixabay
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
昨年の大晦日の歌番組で初めて聴いた曲がありました。
歌詞はコチラ☞命に嫌われている。Uta-Net
皆さまはご存じでしたか。
そういうこともあるよねと、若い頃を振り返って思いました。
実は、20代の私は短命だと思い込んでいて、友人に、
「遠くを見ている目をしているよね。」
と言われていました。両親の不和が絶望的な気持ちを生み、心ここにあらずの日々を送っていました。まさに歌詞にあるとおり「命に嫌われている」と感じていました。
ところが、そんな私でしたが、就職してからというもの、親の呪縛から自由になりました。「おとなしい子」「言うことを聞く子」は親が決めた枠組みだと気付いてからでした。結婚してみるとバラ色の日々ばかりではなく、両親の不和も受け入れられるようになりました。悩んでいたことが馬鹿らしく思えるようにもなりました。
そして、短命どころか、意外なことに病気らしい病気もせずに退職まで元気に仕事をし、現在に至っています。
「君だって 僕だって いつかは 枯れ葉のように朽ちてく。」
流行歌は時代の写し鏡。生きづらさを抱えた若者が多く、この曲が支持されているのでしょう。
けれども、歳を重ねた人から見ると、
「いやいや、『枯ちてく』って何歳のことを言ってるのかな。『朽ちてく』のはまだまだ先。90歳でも100歳でもかくしゃくとしている方は多いもの。『枯ちてく』と思う時間、もったいないですよ」
と若者に言いたいなと思うのです。自分が薄命だと思っていた時間、もっともっと勉強できる機会であったのに残念な過ごし方をしていたと思います。
人生をどう捉えるのかは自由です。
「朽ちてく」と思われている60代の私は社会に還元できる仕事をまだまだやりたいと思っています。自分が選択したことを後悔しないように歩んでいきたいです。いわんや、若者たちにはもっともっと取り組めることがあるはず。
皆さまは「命に嫌われている」と感じたことはありますか。その思いを払拭できたのはいつ頃、どのような出来事がきっかけでしたか。
✲ ✲ ✲ ✲ ✲
Edu Support Office 代表 川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント
☞ボイスマルシェ相談員
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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