2021.11.02出版メディア

上手に叱る理論と方法～小学館主催オンライン研修会最終回～

こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Photo by Pixabay
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去る10月30日20時から、オンライン研修会。

小学館主催『「教師のためのアンガ―マネジメント」オンライン研修会』の第3回最終回に登壇いたしました。アンガーマネジメントの中でも叱り方の理論と対処法をお伝えしました。

子供たちと長い時間かかわる先生方、保護者の皆さまには自身の感情のコントロールと、子供たちへの適切な対応が求められます。

コロナ禍の2020年、国は子供への体罰防止、大企業の雇用主にパワーハラスメント防止を求めるパワハラ防止法などを施行し、感情のコントロールができるよう求めていました。

しかし、残念ながら子供や労働者の命が奪われる、仕事ができなくなる、さまざまな形で人権が侵害される案件が続いています。今、上手に叱れないと自分自身も周囲も健全に生きることが難しい時代といってもよいのではないでしょうか。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会にはアンガーマネジメント叱り方入門講座があります。協会では「叱る」と「怒る」を区別していません。ここでいう「怒る」は「人を傷つけない、自分を傷つかない、モノをこわなさい」という３つのルールを守って怒ること、感情的に怒っていいのではありません。

10月30日の前半は上手な叱り方、NGな叱り方の理論と方法、後半は実践ワークショップで上手に叱れるためのスモールステップづくり、サクセスログにお取り組みいただきました。

司会の先生を児童役、私が先生役でロールプレイングいたしました。NGな叱り方とは何か、どうしてNGなのかを理解していただけるよう進めました。

ご参加の皆さまがこれからも今回の学びを活かして、よりよい接し方を工夫していただけることを確信して第3回を終えることができました。またとない貴重な機会に登壇できましたことに感謝いたします。

最後になりましたが、小学館様のさらなるご発展を祈念いたしました。

皆さまは自分も相手も傷つかないよう上手に叱ることができますでしょうか。

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