こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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10月19日、東北歴史博物館へ。

「特別展 みちのく 武士が愛した絵画」を鑑賞してまいりました。

こうしてゆっくり鑑賞したのは退職後、初めてでした。

秋田蘭画、特に小田野直武の展示に惹かれて出かけました。緻密な観察画に秋田の力を感じました。秋田には北前船の寄港地能代があり、交易も文化の交流も盛んな地域でした。

小田野直武の絵画、緻密静かな中にも熱量を感じるものでした。

『ターヘルアナトミア』との関連が記載されていなかったのがちょっと残念でした。帰宅後、こちらに詳しく書かれているのを発見しました。

☞世界に挑んだ7年　小田野直武と秋田蘭画 展示構成 サントリー美術館 (suntory.co.jp)

小田野直武、ターヘルアナトミアを繋いだのは、銀山へ助言を行うために秋田入りした平賀源内。藩主佐竹曙山の許しを得て、江戸に出た直武は『ターヘルアナトミア』の翻訳に携わっていた源内を通じて杉田玄白らと出会うのでした。私たちが社会科の教科書で知っている『解体新書』、その扉絵を描いたのが小田野直武なのです。

人との出会いを通して歴史、特に医学の最前線に躍り出た直武。送り出した佐竹のお殿様、身分の分け隔てをなさらず、素晴らしすぎです。この英断があっての直武。そして、源内はかの時代の寵児、秋田行きも運命だったのかと思われるほどの絶妙のタイミングでした。（ひたすら感動。。歴史に話が流れてしまいました。）

いつか私が誰かを導き、新たなステージに立つ人を育てられたらと直武の絵画の前で思ったのでした。

皆さまはどのような絵がお好きでしょうか。

特別展は12月15日（日）までとなっております。仙台藩のお殿様の絵画も書も、表装の素材そのものも息をのむくらい素晴らしかったですよ。お時間が合いましたらぜひお出かけくださいませ。

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Edu Support Office　代表　川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント
☞ボイスマルシェ相談員
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員