こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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8月19日、日本製紙株式会社岩沼工場様にてマネージャー向け研修会登壇の貴重な機会をいただきました。ご参加の皆さま、ありがとうございました。

会社情報☞日本製紙株式会社岩沼工場

登壇前、あるニュースから日本製紙株式会社様が日本経済をけん引する企業であることを再認識し、一気に緊張してしまいました。
報道☞ビジネス特集「“ニッポンの景気”いつ回復？」100社調査から見る日本経済の現在地(1)～景気回復はいつ？NHK NEWS WEB 2021.8.11

工場長より「アンガーマネジメントが組織にとって有効」との高い知見を賜り、昨年12月研修担当者を弊社講座へと派遣いただきました。その後、「各部署のマネージャーへもぜひアンガーマネジメントを」とのご英断により、研修会の運びとなりました。

テーマは「未来を拓くアンガーマネジメント～不透明な時代にこそ、怒りをパワーに変えるリーダースキルを！」。

日本製紙企業グループスローガン「木とともに未来を拓く」を受け、テーマを決めました。自らの手で人生を創り上げていく姿と手へんの「拓く」がぴったりと合い、個人的にとても好きな言葉です。

新型コロナ感染予防の観点から16名ずつのグループ編成で2回登壇いたしました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会ではパワーハラスメント防止に資する講座を提供しています。今回はリクエストをいただき、アンガーマネジメントの基礎知識、上手な叱り方、パワーハラスメント防止の概要をお伝えいたしました。

いつもより力を入れたのは、怒りの正体が自分のもつ「べき」だと理解していただくことです。変えられない「誰か」や「出来事」に怒りの原因を見つけていると怒りが続いたままになるからです。自分のべきだからこそアンガーマネジメントができる、この考え方に立っていただくことを熱くお伝えいたしました。

また、1人でメモをとる、4人でのシェア、ペアでのシェア、グループでのチームビルディングワークと形態を変え、集中していただける構成で進めました。

叱り方を違えるとパワハラと言われる時代。

けれども、部下を叱らなければならない場面は必ずあります。

その時にどう叱るのか、今回の研修を業務に活かしていただきたいと思います。

相手の話を熱心ににこやかに傾聴する、自分の体験を自己開示する、私の説明に大きく頷いてくださる姿にこの研修の内容を受け止めていただいていることがわかり、とても嬉しくなりました。

国は「あかるい職場」で一人一人の能力が発揮されることを求めています。職場の課題に果敢に取り組んでいけば自ずとパワハラは防止できます。それは理想ではなく、実現していくものです。

マネージャーの皆さまには部下にイライラを感じたら「上司として成長のチャンス」と再構築し、有意義な職業人生を築き上げていただきたいと願っております。

全員がユニフォーム、ヘルメット、厚底のブーツを着用されていました。事故に迅速に駆けつけられる態勢にお仕事の過酷さを知りました。頭の下がる思いです。研修へのご協力を感謝するとともに、皆さまのご健勝を祈念申し上げます。

研修担当者にはきめ細かなご準備、当日の運営にご尽力を賜りました。ありがとうございました。

工場長にはご多用の中、研修内容のすべてにご参加いただきました。「とてもよい内容でした」とのお言葉を賜り、ほっといたしました。ありがとうございました。

木とともに未来を拓く志にアンガーマネジメントの理論と技術をお加えいただけますと幸甚でございます。

最後になりましたが、日本製紙株式会社岩沼工場様のさらなるご発展を心よりお祈り申し上げます。

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Edu Support Office　代表　川上淳子
☞一般社団法人日本アンガ―マネジメント協会認定アンガーマネジメントコンサルタント
☞ボイスマルシェ相談員
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員