2021.07.04じゅんぶろ・ほのぼのとーく
芭蕉と加右衛門の邂逅
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
絆_江戸系@多賀城跡あやめ園
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あやめ艸足に結ばん草鞋の緒
(あやめぐさ あしにむすばん わらじのお)松尾芭蕉『おくのほそ道』より
芭蕉が仙台を訪れたのは1689年旧暦5月4日(新暦6月20日)、4日間滞在。探していた俳人大淀三千風(みちかぜ)に会えず、その高弟の木版彫刻業を営む画工、北野屋加右衛門と知り合うこととなりました。
その加右衛門が別れ際に、端午の節句の菖蒲にちなんで紺染めの鼻緒をつけた草鞋を2足餞別に渡しました。紺の染緒はマムシなどを防ぐと言われているそう。加右衛門の風流な心遣いに感服して芭蕉が詠んだ一句。
この句の解釈はいくつかあるようです。あやめを足に結んだとするものもありました。あやめでは長い距離を歩くことはできません。。紺の染緒をあやめ草に詠み代えたとされています。
俳人と画工ともに才のある者同士のやり取りは300年以上のときを経ているにもかかわらず、みずみずしく感じます。
今日のアヤメは絆。芭蕉と加右衛門と邂逅を表すような名前をもつアヤメを選びました。
撮影時、このようにブログにまとめられるとは思っていませんでした。お二人が私のわずかな文才を呼び覚ましてくれたおかげかもしれません。お二人と私の邂逅になっていたら嬉しい限りです。(こうなると、もはや妄想。。失礼いたしました。)
7月最初の日曜日、ゆっくりとお過ごしてください。
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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントコンサルタント
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
ボイスマルシェ相談員
https://www.voicemarche.jp/advisers/928
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表 川上淳子
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