2021.06.25子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.224~異能を見つけるのか、潰すのか~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
Photo by Pixabay
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最近、気になっている村木風海(むらきかずみ)さんのことがコチラに紹介されていました。
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*1)2000年生まれの化学者 村木風海が、10年間否定されても二酸化炭素研究を続けた理由 | 株式会社リクルート (recruit.co.jp)
プロフィール*1)より引用
2000年生まれ。小学4年生から二酸化炭素研究をはじめ、2017年には自身の研究活動が総務省主催の「異能vationプログラム」に採択される。2019年には世界を変える30歳未満の日本人30人として、「Forbes Japan 30 UNDER 30 2019」サイエンス部門受賞。現在は東京大学に在学しながら一般社団法人 炭素回収技術研究機構(CRRA)代表理事・機構長として地球温暖化を止め、人類の火星移住を実現させるべく活動している。
初めての火星人になるというのですから、奇想天外とも言える存在です。
しかし、偉人の伝記を紐解くまでもなく、世界を動かしてきた科学技術のすべては過去にはないものでした。それらは当時の人々からの評価が芳しくなく、狂気の沙汰という烙印を押されてきた歴史があります。
その一方で、こうした異能を見出し、教育を与える人が存在します。村木風海さんもきっかけを与えてくれた祖父と教育の機会に恵まれていました。「異能vationプログラム」という国の施策に巡り合えるという幸運もお持ちでした。
*1)より引用。
原点は小学4年生のときに祖父からもらった本です。物理学者のスティーヴン・ホーキング博士が執筆した『宇宙への秘密の鍵』という冒険小説シリーズで、当時の僕と同じ年くらいの子どもが宇宙旅行をするというストーリー。小説の世界にのめり込むうち、人類が移住する可能性が最も高いと紹介されていた火星に、いつか僕も行こうと決意しました。
そんなとき、僕が通っていた小学校で、生徒それぞれが一年をかけて好きなテーマを研究する学習がはじまり、これも後押しになりました。僕が選んだ研究テーマはもちろん火星です。調べるうちに火星の大気の95%は二酸化炭素だと分かり、二酸化炭素を酸素に変える技術を発展させれば住めるんじゃないかと思ったんですよね。(ここまで引用)
異能は何も科学分野だけではなく、スポーツや芸術などすべての分野に及びます。
皆さまも、わが子の何かの才能に気づく瞬間がありませんか。
お子さんが夢中になっていること、口にしたことは将来花を開かせるタネであるかもしれません。
異能を見出すのか、潰すのか。
親はとかく自分が理解できないと否定しがちです。過度に期待せず、しかし、機を逸することなく見守っていきたいものです。
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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントコンサルタント
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
ボイスマルシェ相談員
https://www.voicemarche.jp/advisers/928
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表 川上淳子
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