こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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昨日のブログの続きです。
https://edusupport-office.com/2021/04/15/

不登校のお子さんに限らず、子どもたちには親御さんの存在は不可欠。

しかも、大事なのは親御さんが怒っている顔や作り笑顔ではなく、本当の笑顔でいること。子どもたちが安心できるのは何と言っても笑顔ですものね。

最近、運転中に笑顔とは正反対の怒りが満ちた2つの顔を見かけました。。

右折の信号待ちでの出来事。

年中組さんぐらい妹と小学校1年生ぐらい兄とお母さんが歩道の手前で信号待ちをしていました。お母さんのお腹にお兄ちゃんがくっつき、その前に妹。それから今度は妹がお母さんのお腹にくっつき、その前に兄と並び直していたのです。前方へ飛び出す危険がないし、わずかな時間を惜しんで遊びを考えているってすごい、それに2人ともママのことが大好きなんだなとほっこりしながら見ていました。

ところが、お母さん、急に鬼の形相で怒鳴り始めました。車窓を閉めていたのに聞こえるぐらいご立腹。

ええ、何で怒ってる？

もう一つはお花見からの帰り道、右折の信号待ちでの出来事。前方から中央線を少し超えながら蛇行して走って来る車が見えました。私は3台目ぐらいで待っていました。

こちらの運転手さんも鬼の形相。すれ違うときに車内で怒鳴っている口元が見えました。お花見のいい気分が一気に吹き飛んでしまいました。

ええ、何で、何でそんな怒っているの？

2つともその瞬間しか見ていないので経緯はわかりません。

でも、わかるのはイライラしていたこと、怒っていることを表情に表していたこと、そして、そのイライラをぶつけていたこと。

同じ出来事が起きても怒りが大きくなるのは次の2つの影響を受けます。

悲しい、寂しいといったマイナスの感情が溜まっているかどうか。

そして、寝不足や疲労がたまっている、空腹などのマイナスの状態になっているかどうか。

お母さんは早朝からの家事とお仕事で疲れがピークに達していたのでしょうか。ちょろちょろ動くお子さんに苛立っていたのかもしれません。

運転手さんは前の車が遅くてイライラしてあおっていたのかもしれません。

それぞれに悩みや苦しさが生じていたことでしょう。

こうした怒りの表情を見ることは辛いですね。

自分が現職のとき、とても怒りっぽい先生でしたから、今、自分が感じているように子どもたちから怖がられていたのかと思うと、恥ずかしさが一瞬で込み上げてきました。

イライラを誰かにぶつけても何の解決にもなりません。怒っているとき、体は臨戦態勢。血圧が上がり、目が血走り、心臓が高鳴り、呼吸も浅くなり、体に大きな負担がかかっているのです。

アンガーマネジメントを知っていれば形相が変わるまでの怒り方をしなくても済み、楽に生きられるようになります。

☘皆さまにはイライラの出来事がありましたか。
☘そのときの自分の気持ちや状態はどうでしたか。
☘その出来事の状態を1メモリでもよい方向へ上げていくためにできることは何でしょうか。
☘選んだ行動は自分にも周りの人にとっても長期的に見て健康的でしょうか。

子どもたちと笑顔で接するには心や体の状態をよりよく保つために自分に問いかけてみてくださいね。

まずはパパやママが変えられる自分と未来のために力を尽くしてみてくださいね。その変化は必ずお子さんに届きます。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントコンサルタント
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
ボイスマルシェ相談員
https://www.voicemarche.jp/advisers/928
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子