こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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3月の休日、いかがお過ごしでしょうか。

高等学校、中学校など、お子さんの卒業式を終えられた方もおいででしょう。

コロナ禍の中、警察庁から昨年2020年の児童虐待の現状が報告されたとのニュース。2021.3.11　詳細はコチラ
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https://news.biglobe.ne.jp/domestic/0311/ym_210311_1879359690.html

児童虐待事件：２１３３件（前年比１６１件増）
被害児童：２１７２人（同１８１人増）

統計を取り始めた１９９９年以降、最多とのこと。

背景として次の2点。
🔹新型コロナウイルスの感染拡大で在宅時間が延びたこと
🔹虐待への関心が高まり、住民からの通報が増えていること

どうしてこうした虐待が増えるのかを理解し、次の虐待を生まない努力が求められます。

そのためにどうすればよいのか、アンガ―マネジメントの立場から一つだけご紹介しましょう。

怒りの性質はいくつかありますが、怒りの感情は身近な人に程強くなります。

家族であれば互いによく知っていると思い込み、だからコントロールできると思い込み、だから強く当ててしまうのです。

児童虐待の事例を考えてみると、この怒りの性質に巻き込まれていると気づくのではないでしょうか。

逆に言えば、怒りの性質を知識として知り、怒りに反射しない対処を身に付けていれば児童虐待を回避できます。

日本ではこれまで感情理解教育が行われておらず、感情的に怒る、あるいは怒れずにメンタルダウンしてしまうなど、不適切な怒り方のまま、大人になり、親になっている現状があります。親が怒る様子をコピーし、自分の子どもを感情的に怒ることを繰り返しています。

まさに児童虐待は起こるべくして起こっていると言えるのです。

その現状を変える一助として、アンガーマネジメントを継続して学び、上手に怒る方法を練習し、一人一人が自分の感情をマネジメントすることが有効です。

これまで失った命は返ってきません。

けれども、これからの命を守ることはできます。

怒りの感情のマネジメントについて一般社団法人日本アンガーマネジメント協会では確実で再現可能な方法をお伝えしております。ぜひ多くの子育て世代に知っていただきたいことがらです。

公式サイトはコチラ
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https://www.angermanagement.co.jp

なお、児童虐待についての詳細な内容は警察庁HPにてお確かめください。
https://www.npa.go.jp/publications/statistics/safetylife/syonen.html

お子さんの意見を聞くためにどのような言葉かけをしましたか。穏やかな休日、一つでも心温まる会話がありますように。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントコンサルタント™
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
ボイスマルシェ相談員
https://www.voicemarche.jp/advisers/928
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子