こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

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辻井伸行×世界音楽紀行
～10年の軌跡、そして未来へ～

2020年12月26日放映のBSフジを繰り返し観ています。2011年23歳からの海外での活動の総集編。

その中でも素晴らしかったのは、２つ。

一つ目は偉人たちのピアノを演奏している様子。

リストのピアノで「ラ・カンパネルラ」
ラフマニノフのピアノで「パガニーニの主題による協奏曲～第18変奏（編曲：辻井伸行）」
ショパンのピアノで「英雄ポロネーズ」

かの作曲家かと見紛う演奏、しかも、どの曲も暗譜、ただただその才能に驚嘆してしまいました。こうして特別に演奏できたのはひとえに辻井氏だからこそ。彼の幸運に惜しみない拍手を送りました。

もう一つは、子育てにかかわること。

視覚に障がいを持ちながら、わずか生後8か月でショパンを聴いていたそうです。英雄ポロネーズのCDをかけたときに演奏者の音色を聴き分け、お気に入りのピアニストに反応していることに気づいたのはお母様でした。

それがピアノに向かうきっかけだったというのですから、親御さんがわが子の小さな変化を見逃さないことって本当に大事なのです。

また、2歳のとき、母親の歌う『おもちゃのチャチャチャ』の伴奏をみごとにやってのけています。このお話は別の番組でも紹介されて知っていましたが、母親の歌声に合わせ、ほぼ正しく弾いているのです。可愛らしくて微笑ましい光景でした。

これも彼の才能に気づき、働きかけ続けてきたお母様があってこそ生まれた姿。改めて感動いたしました。

子どもが選び進む道は親の想像を超え、親には推し測れないものだと痛感します。

ブログの「子育てポケットノート」では繰り返し子どもたちが小さいときに見せる才能に気づいてほしいことをお伝えしてきました。

興味を持ったモノは何か
興味を示した出来事は何か
はじめの一歩を笑わない
将来の夢を応援する

将来有名になるから応援するのではなく、応援し続け、本人が努力し続けていればいつか名を成していくのです。たとえ世に出ることがなくとも、本人が望む場所で才能を発揮して働けたなら幸せなことです。

小さな子どもたちが私たち親の手を離れていくまで、安心して巣の中で育っていけるよう見守っていきたいものです。

他の動物と違うところは時間がかかること、多少のお金もかかること。。

「ショパンのような曲をいつかは残していきたい」

音楽の歴史に名を刻みたいという辻井伸行さんの壮大な願い。彼の旅はまだまだ続くことでしょう。

私たちもわが子のゆく道を楽しみに待ちたいものですね。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会認定
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子