こんにちは。

Edu Support Office　川上淳子です。

Pasja1000によるPixabay画像。
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幼稚園の年長組を担任しているとき、ズックの着脱で身体のバランスがわかるなと思っていました。

げた箱の渡り板にどが～んと腰を下ろしている子。
さっさと履いて外に飛び出す子。
移動にかかる時間が短ければ運動量は多くなります。

小学校は人数が多く、すばやく移動するため、昇降口は大混雑。渡り板に腰を下ろしてズックの着脱を行っていると大変危険です。

そのため、入学前までには立ったままで靴を履いたり脱いだりできるように指導していました。

マジックテープ式のズックは下を向いてピッと止めるだけですが、意外とバランスを取るのは難しいものです。

いつ頃からこうした動作ができるようになるのか、お子さんによっても異なりますが、ご家庭で少しずつ慣れさせていくとよいと思います。

日常の動作で訓練しておくと、結果として体幹や筋肉が鍛えられます。

ランドセルを背負ってふらふらせずに歩く。
段差のある廊下を転ばずに歩く。
長時間椅子に座っている。
重い給食用の食器やおかずを運ぶ。
机やいすを運ぶ。

子どもたちが学校生活で経験する一つ一つが結構な運動量と重さを伴います。

さまざまな動きに対応できるために、まず、ズックを立ったまま履いてみることに挑戦させてください。

お子さんを褒める機会がぐっと増えていくことでしょう。

このように入学準備は日常的に行うことができるのです。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル™
https://www.angermanagement.co.jp/facilitetor/2115
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子