こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。

今日の子育てポケットノートは、「好循環をつくる例外探し」。
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子育て真っ最中のとき、
「ううん、大丈夫だから」とか
「いちいち気にしなくてもいいよ」とか
「育つのあっという間だから」とか
「今がかわいい盛りだから」とか、
先輩お母さんの話が信じられずにいました。

「そんなものかな」とか、
「当事者じゃないから気楽に言えるんじゃないの」とか、
ちょっと半信半疑でした。

わが子の誕生から社会人になるまでを振り返ってみると、やっぱり先輩方の言っていたとおり。特に、「大らかに子どもを見るだけでいいのよね。」というゆるい感じが本当に必要だったと思います。

子どものマイナスにばかり目を向けないことが大事です。

「こうあってほしい」と願う余り、そこからちょっとでも逸れた言動を否定しないことです。

生まれてまだ5年、10年。。初めてのことを毎日経験するのですから、うまくできないことばかり。

しか～～し、ときどきできていることもあるのです。

「それはそんなに大したことじゃない」と親に認めてもらえないために、子どもたちは親への信頼を失くし、親に悪態をつくとそれ以上に強く怒られると、悪循環のループにはまってしまいます。

子ども自身が自己肯定感をもち、好循環をつくるために例外探しをお薦めいたします。

例外探しとは、うまくいかないことが多いけど、例外的にうまくいっていることを探す、見つけていくことです。

私たちはうまくいっている瞬間を結構見逃していることが多いものです。こんなふうに。。

ときどきだけど自分の思いを言葉に表しているが、母、忙しく聞き流す、子ども、口が重くなる。。
ときどきだけど集中して本を読んでいる。漫画だから、母、イラっとして本を取り上げる。。
ときどきだけど残さずに野菜を食べたのに「珍しいこと」と母に嫌味を言われ、「じゃあ、食べない」と意固地になる。。
お兄ちゃんが声をかけると、朝、泣かずに起きれる、母が起こしに行くとふてくされて起きない。。
機嫌がいいと鼻歌を歌うも、疲れている母、「うるさっ、へたっくそ」と怒鳴ってしまう。「うぜえのは、おまえだ」と暴言を吐いて怒鳴り合う。

こうした悪循環を断ち、好循環をつくる方法が例外探しです。

「いつもはうまくいかないけれど、例外的にうまくいっていること（太字の部分）を探していく」、こうしたまなざしで子どもたちを見てあげると、きっと親御さんが思っているよりも早く子どもたちは変化します。

子どもを変えたいと思ったら、お子さんががんばっていること、心を開きやすい相手や時間帯などを探していきます。

自粛生活で親子関係がぎくしゃくした方、
お子さんの発達に心配がある方、
イライラしてばかりで子育てに自信を無くしがちな方、

例外探し、ぜひチャレンジしてみませんか。

子どもたちは親御さんからの温かなまなざしをけなげに待っています。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、お届けいたしました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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