こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。

今日の子育てポケットノートは、「一つの躓（つまず）きに躓かない」。
＊　＊　＊　＊　＊

新しい生活様式、個人でできることにしっかりと取り組んでいらっしゃいますか。

先日、郵便局のコーナーで封筒発送の準備中、頭の上で風が吹いて、何だか湿っぽい感じがしました。

見上げると天窓が斜めに開けられていました。

３密のうちの「密閉」を避ける対策を取っていたのでした。

さて、こうしたことに出合ったとき、皆さまはどのように考えますか。

「雨が吹き込めば封筒がぬれるじゃないか」と思えば、まだ起きていないことにまで腹を立てていることになります。

「３密を避けるのもわかるけど、今日みたいな日は別に開けなくてもいいんじゃない」と郵便局の対処を不満に思えば、こちらも怒りになります。

「迷惑なんだよね、だからさ、３密って必要ないんじゃない？」と一つの躓きに躓いてしまい、国が提唱したことすべてを否定したくなる衝動にかられてしまいます。

「３密への対処で今まで経験していないことも起きるよね。」と思えば、怒りにはならずにスルーもできます。湿った感じがいやであれば、冷静に場所を変えるという行動も選択できます。

「今までと違う出来事が起きることを含めて、新しいことにチャレンジする時代なんだ。」と思えば、現状を受け入れる気持ちが生まれてきます。

こうした場面は子育てでも多く起きるのではないでしょうか。

一つの躓きに躓かずに根気よくお子さんに接してみてください。

私たちが遭遇する出来事は子育てのヒント、むだにイライラしないヒントに繋がります。出来事をよく観察し、怒りではない考えや行動の選択肢を増やしていきましょう。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、お届けいたしました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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