2020.05.13じゅんぶろ・ほのぼのとーく
妣を偲ぶ
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
今日のじゅんぶろ・ほのぼのとーくは、「妣を偲ぶ」。
* * * * *
本日は母の命日。1999年5月13日から21年目。
あの日の一コマ一コマは忘れがたいものです。
仕事を早退させてもらい、散らかった自宅のリビングを見渡して、「ここにいてはいけない、早く病院に行かなければ。」と気がせいていました。
病院に着いてしばらくすると、母の目にはゼリーのような膜が張っていました。
看護師さんを呼び、
「父の最期と同じです。」
と言うと、首を傾げた後、医師を探しに行き、戻って来てから、
「病室から(親族に)電話をかけてもいいですよ。」
と言ってくれたので、妹に電話。
「もう最期だと思うよ。」
「また今日も泊まるの。。」
と疲れた声で来院を躊躇していました。夫に電話しても、義弟に電話してもなぜか通じないのです。
妹が来てくれるまでの間、これから旅立とうとする母を一人で見ていました。
小さい時から病弱だった母の人生は病気の連続、しかも、かわいい末娘を亡くしてからは気の病も重なり、入退院を繰り返していました。なんでこんな人生だったのかと辛いことばかりを思い出していました。子どもには言えない悲しみも多かったことでしょう。
病室のドアノブがカチッと鳴り、妹が部屋に入る直前、母は息を引き取りました。
✲ ✲
亡くなった母のことを「妣(ひ)」と言うのだそうです。
妣を偲ぶ日に、いつか私に訪れる「妣」となる日までに「私が命を与えられた理由は何なのか」に答えを出しておきたいと、そんなことを思った一日でした。
皆さまのご両親がご存命でありましたら、一つでも多くお話をする機会が得られますように。
ちょっとポケットに入るサイズの情報、お届けいたしました。
🌼 🌼 🌼
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントトレーニングプロフェッショナル
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表 川上淳子
#仙台 カウンセリング
#企業研修 ハラスメント防止 メンタルヘルス
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