こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「20年後のごめんね」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

子どものすべてのことが分かっていた状態から全く理解を超えた言動に戸惑うことがあります。

反抗期

ひとことで片づけられない時期です。ある子は暴力、ある子は暴言、ある子は無言、無視という方法で親に対峙してきます。

長女はよく床に長座布団を敷き、親に背を向けてテレビばかり見ていました。精一杯の反抗。。

さて、長女が大学生になり、外で食事をする機会が増え、少しずつ互いの話を聞き合えるようになりました。

どうしても謝っておきたいことがありました。

小学校1年生か、その前だったのか。

「私、CAになりたい」

と布団の上で目をキラキラさせて嬉しそうに話し始めたのに、

「NO」

と言ってしまった日がありました。

長女が親に背を向けるようになったのはこれが原因か、せっかく夢を語ったのにいきなりのダメ出し。ずっと気になっていました。学芸員をめざすようになったのも「地上ならいいんでしょ」と思っていたのかと複雑な心境で見守っていました。

大学院卒業の先月末、思い切って、

「小さいころ、『CAになりたい』って言ったのに『ダメ』って言ってごめんね。」

と20年後のごめんねを伝えました。すると、

「ええ、そんなこと、あったの？」

と意外な答えが返ってきました。

「ええ、覚えていなかったんだ。。ママはずっと気にしていたんだよ。」

笑っている長女が大人に見えました。私、ものごとを重たく考えるくせがあります。。

もし中学生のときに、あるいは高校生のときに言っていたらどうなったのだろうと、「たられば」で考えても仕方ないことですね。

皆さまはお子さんへの言葉かけで後悔したことはありませんか。

今すぐ謝れること、時間が経ってからでも大丈夫なこと、いろいろなアプローチの時期がありますね。

もしどうしても言いたい、聞きたい、話しておきたいと思ったら、それは最適な「とき」なのでしょう。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、外出自粛の毎日、気持ちも整理しながら生活してまいりましょう。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子