こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「私たちが闘う相手」。アンガーマネジメントにも投稿しています。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
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4月7日の緊急事態宣言を前に気になるニュースが目に入っていました。

外出制限でＤＶ増加懸念 国連機関が警鐘 新型コロナウイルス
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200407/k10012371791000.html
NHK NEWSWEB　2020.4.7　9:34配信
ＤＶ被害の増加 ヨーロッパ各国で報告
カナダ・アメリカでは
南アフリカ １週間で８万件超のＤＶ被害訴え

そして、4月8日、世界の趨勢に呼応するかのように宮城でもDVが発生しているそうです。
外出自粛でDV悪化を懸念　電話相談呼びかけ　宮城
https://www.asahi.com/articles/ASN476SN2N47UNHB00J.html?iref=sp_liftop_feature2_list_n 　
朝日新聞　2020.4.8　10:00配信

これから先が見えない日々が続いていく中、致死力のあるウイルスばかりか、暴力が世界を覆う光景に驚いてしまいます。

この状況をアンガーマネジメントから説明すると、、、

怒りには「身近な人に程強くなる」という性質があります。

大事にしている家族、いつもそばにいて大切な存在であるはずなのに、近いからこそ怒りが強くなってしまうのです。「分かっているはずだから」と家族に強く怒りをぶつけてしまいます。家族はコントロールできると考えているからなのです。

また、怒りには「矛先を固定できない」という性質もあります。

新型コロナウイルス感染でイベント等の活動自粛や飲食などの営業自粛により、仕事がなくなる現実が起きればそこで生じた怒りをだれかにぶつけないと気が済まなくなります。ですから、イライラをぶつける矛先を固定できずに探し回っているのです。怒りを当てられた人は別の人に当てる、こうして怒りは連鎖していくのです。

こうして見てきますと、DVの問題はアンガーマネジメントの理論で快刀乱麻、混乱を解き、すっきりと説明できます。DVは怒りの性質を知らない人がとる自然と言えば自然の行動とも言えます。

コロナ禍

こんなWordも目にします。「禍転じて福と為す」ためにはアンガーマネジメントの理論と対処法がお役に立ちます。

今、私たちが闘う相手は、パートナーやわが子や上司や同僚ではなく、新型コロナウイルスなのです。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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