こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「お姉ちゃんのとっさの一言」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
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午後、自宅から車で数分のところにあるお店に明日の講座で使うチョコレートや風船を買いに出かけました。普段運転していないのでバッテリーが弱っている私の車。

帰りに少し遠回りしようかと思い立ち、「そうだった、かけ布団のシーツを新調したいなあ」と仙台港近くのNさんへ。

もうすぐクリスマス、そして、人が集まる年末年始。その準備をしている方が多いのでしょう。家庭用品全般を扱っているお店は家族連れやカップルで賑わっていました。

こうした光景で出会う子どもたちあるあるが、今日も目の前で起きました！

通路の方からかわいい女の子の声が聞こえてきて、お姉ちゃんがそばにいることもわかりました。陳列棚の角を曲がると、両親もそばにいました。女の子は2歳ぐらい。

わあわあ言って走り回っているので危ないなと思っていましたら、予想通り、私のすぐ後ろで前のめりにこけてしまいました。振り返ると、その子は泣きもせず、視線を上げました。転ぶことも私が声をかけることもわかっていたかのよう。厚手のコートがクッション代わりになってほとんど痛みもないようでした。

「まあ、ころんでもかわいい。。」

と言いますと、お姉ちゃんのとっさのひとこと、

「だいじょうぶです」。

結構やんちゃな子だから心配しなくても大丈夫という意味だったのでしょう。両親も下の子が転んでもわあわあ言わずにお姉ちゃんに任せていました。

しょっちゅうこんな場面を経験し、阿吽の呼吸で分かりあっているご家族なのでしょう。

家族で過ごす時間は長く、出来事がたくさん起きます。その一つ一つの出来事を通して価値観や考え方が形成されていきます。

その場で言葉にしてあげると言葉の理解が進みますし、何よりも自己肯定感が上がります。

がんばっていたときに「がんばったね」
優しく接していたときに「優しいね」
子どもに助けられたときに「助かったわ」
泣くのを我慢できたときに「我慢できたね」
気づいたときに「よく考えていたね。よく気づいたね」

抽象的な言葉を理解させたいときにはこうして具体的な場面を通して教えてあげましょう。

「あのときね」と後で振り返って言っても、子どもたちは覚えていないことが多いです。と言いますのも、子どもたちの出来事は次々と沸き起こり、目まぐるしく動いているからです。

お姉ちゃんがずっと妹を見てあげていたこと、お家に帰ってから褒めてもらえたら。。

とっても素敵なクリスマスプレゼントになります🎁

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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