こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「言葉が巧みだったり、はにかんだり」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

先日、北海道で「雪虫が大発生して大変」というニュースを聞いて、長女の3歳の出席ノートの記録を思い出しました。

虫が苦手な方のために、そして、雪虫はやはり白い雪であってほしいという願いも込めて雪の結晶の写真を紹介します。

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お兄ちゃんが「キョウ、ユキムシ、ミタヨ」と言うと、すかさず「〇〇ハ、アメムシ　ミタヨ」。

ママが「シロップ、飲みにおいで」と言うと、「クロップ、クロップ」。

ひとひねりして言うので、達者な方かなと思っていたら、お遊戯会で犬の役。普段はへらへらとおしゃべりなのに肝心なところではあんまりしゃべれないんだなと娘の一面を見せられた感じでした。

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家庭の中では思い切りはじけている長女ですが、人前に出ると意外にも、はにかんでしまいます。

前年の「大きなかぶ」、おばあさん役のときはセリフが言えませんでした。スカートの裏地のつるつるするのをひたすらさわって、見かねたおじいさん役のお子さんに全部言ってもらうというハプニングもありました。それがまた、かわいくて。。

お兄ちゃんにくっついて何でもまねっこ。一言工夫して言ってみる、そんな子でした。

それから20年余り、修士課程に進むときに「東大、受けてもいいんだよ」と言いましたら、

「東大に行くと大きな歴史をやらなきゃいけない、私は小さな歴史でいい。」

と、のたまう。彼女らしい反応でした。小さい歴史も大きな歴史に動かされ、ときには大きな歴史を揺り動かすことだってあると母は思ったのでしたが、それ以上は口にせず、進路は本人が決めました。確かに、今は、県内の小さな歴史を研究中。（そこからの大きな歴史に繋がることを母は諦めてはいません。。）

子どもたちの小さい時期の様子は将来の姿を反映していることが多いものです。しかし、大事なことは親の判断基準でいいとか悪いとか、評価をしないことです。

「こんな面もあるんだな。」
「私にはない発想だわ。」
「そう考えることもできるね。」

親の考え方を少し広げると、子どもへの見方も変わってきます。「親の言うことを聞く」、それはかえって心配なことなのです。親の価値観以外を見つけられないからです。

長女のひとことひとことは、親の前で話ができなかった自分にはない、うらやましいほどの自由さがありました。

言葉が巧みだったり、はにかんだり、もじもじしたり、波があって不安定でしたが、それも含めて、おもしろい子でした。

皆さまのお子さんはどんなお話をしているのでしょうか。

ママの想定を超えていても、大らかな気持ちで聞いてあげてくださいね。

21世紀後半を創っていく存在ですから、「時代を変える発想をもっている！」と考えてくださいね。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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