こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「Bumblebee、学校の子どもたち」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

山茶花は多賀城市の市木。庭にも咲き始めています。（写真はイメージ）

Bumblebee、学校の子どもたち。担任していない子どもたちにも素晴らしい子がいました。

児童の代表が学期ごとの始業式には抱負を、終業式には頑張ってきたことや次の生活への抱負を述べます。

ニュースにも決まって取り上げられていますのでご覧になったことがあることでしょう。

学習に真剣に取り組んだことや、最上級生として学校全体をまとめていることや、友達との関わりや、さまざまな教室での実践が垣間見えます。作文が好きな私は毎回どんなふうに学校生活を綴ってくれるのかと楽しみにしました。

ある年、小学校6年生の発表に衝撃を受けました。

「自分を作る材料を見つける一年にする」

おお、なんと！秀逸な言葉でした。

学校生活を「自分を作る」ととらえていて、すばらしいなと思いました。学校生活や学習を「自分を作る材料を見つける」ととらえています。こんな考え方を小学生ができるんだとびっくりしました。

発表を聞き終えてから周囲を見ると、担任の先生がおいでになったので、そばにすすっと近づいて、

「〇〇くん、すごいですね。『自分を作る』って初めて聞きました。」

と伝えました。

「そうですね。彼はよく考えている子ですから。」

とおっしゃいました。この児童との関わりの中で聡明さを感じ取っておられる先生にも感動しました。

自分をつくるは「創る」だったかもしれません。ただ単に工作のように作ることではないですから。「創造していく」に近いでしょう。

その子たちの一年は本当に素晴らしかったです。

現在、バイオリニストとして活躍している郷古簾くんが、同級生。

Bumblebee、学校の子どもたち。たくさんのBumblebeeと出会っていました。

今、思い返すと、本当に恵まれた教員生活を送っていたと、しみじみと思います。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

🍂　🍂　🍂

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

＃仙台　カウンセリング
＃企業研修　ハラスメント防止　メンタルヘルス