こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。

今日の「junblo⁺」は、「老いを感じても切り返せるように」。
＊　＊　＊　＊　＊

このごろ、気になることがあります。

それは家の中があちらこちら傷んできていること。

水道の蛇口がきちんと閉まらず、ぽたぽたと水滴が落ちています。（夫は「水道メーターは反応しない」と言い張ります。いやいやそこじゃなくて、水が出ていることが問題。。）壁紙が日差しで剥がれています。壁紙のはじの糊が厚くなっている所が黄ばんでいます。台所のマットが切れてぼろぼろ。。

数え上げればきりがありません。

この「家の傷み」と同様に、私の体にも変化が起きています。トイレが近くなったり、お腹をこわしやすくなったり、眠れなかったり、目がかすんできたり、子どもさんの声が小さくて聞き取れなかったり、電話で早口でまくし立てるセールスマンのお話が速すぎて内容が理解できなかったり、小さな段差に躓いたり、ものを掴めずに落としたり、壊したり。。自分でもどきっとする、一番意外な症状は聴覚の衰え。。以前なら全く何の問題もなく、聞き取れていたのにがくっとできなくなっています。

「老い」

その言葉が頭を過ぎります。いろいろ思い出すと、どうしてもマイナスになります。

そこで、老いを感じても切り返せるように技術を身につけることを試みています。

まず、身体のことで心配なことは専門家、医師に相談すること。何がどうなっているのか、思い悩んでも仕方ありません。今の体の状態を教えてもらい、必要なお薬をいただいて、処方通り服用しています。腹痛が改善。

次に、健康番組で自分が気になっている話題を見て、日常的に取り組める方法を知り、練習しています。トイレに行く回数を意図的に減らす、就寝前に深呼吸をする、肩を回す、もう一つ、公開講座でトレーナーとして教えている「怒らない体操」に継続して取り組んでいます。頻尿や不眠が改善。

もう一つ、家の不具合な点を修理する、あるいは、その場所を意識しています。物を落としたり、躓いたりすることが減少。

最後に、身体機能の衰えや自分の都合を相手に開示して、さらに「こうしてほしい」ということを言葉にして伝えるように心がけています。

「聞き取れなかったので、もう一度言っていただけますか。」
「今、お話されたことは、～～～～という理解でよいでしょうか。」
「ご指摘のことはどのような内容でしょうか。詳しく教えていただけますか。」
「私の予定を確認されていましたか。これから出かけるところでしたので、確認されずにお話を進められるのは困ります。」

当り前と言えば当り前のことですが、イライラせずに相手に対応でき、人と関わるストレスが少なくなりつつあります。

「老い」は誰にでもやってきます。

相手の話が聞き取れなかったことを「相手がわかりやすいように言ってくれないから頭に来た」と怒っていてはいけません。自分の聴覚の衰えを受け入れずに、自分の思いどおりにやってくれない相手を責めてしまうようでは、さらに老いを加速させかねません。

相手を敬う言動は、自分自身を育てていくのではないかと思います。また、トラブルは自分が学ぶチャンス、老いを感じても切り返せる機会です。

老いても、なお、学び続け、輝き続けることができそうです。

人生の時計を最後まで刻んでいくのは、自分の意志。そう考えて生活しています。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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