こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日のunblo⁺ちょっと読んでみては、「ハラスメント規制法施行前のアンケート結果➀」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
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今日はアンガーマネジメントの最新情報です。

2019年9月12日、所属しております一般社団法人日本アンガーマネジメント協会が2020年4月のハラスメント規制法の施行を前に、全国420人を対象として”怒りとパワハラの関係性”の調査結果を発表しました。（タイトルの「規正法」は原文のまま）
HP内、プレスリリース
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https://www.angermanagement.co.jp/press_release/pr20190912?fbclid=IwAR33LmTKRSevD_TKW0KCpTwIUTygQRrztBcQU0g7Vl3a-6i39pD5xfI9flI

内容が多いため、勝手にシリーズ化。

今回は「自分がしたことがパワハラに該当するかもしれないと思ったことはありますか？」の結果について考えてみます。

「自分はパワハラをしていない」と約75％の人が回答しており、その一方で全体の60％以上の人がパワハラ予備軍との結果が出ました。

どういうことなのでしょうか。

7割以上の人が、「パワハラはしていない」と答えていますが、

もう一つ、「あなたは職場内でにおける言動で、下記の中に該当するようなことをしたことがありますか？」の問いに複数回答で、

「嫌いな人、反りが合わない人とは口をきかないことがある」38.1％

「モノにあたったことがある」24.8％

「怒ったり、叱ったりする再、あいてに言い過ぎたかなと思ったことがある」20.2％等と答えています。

実は、この答えを選んだことから、「パワハラに該当する可能性のある言動をしていた」ということが判明したそうです。

「自分がパワハラをしている、してしまう可能性があるという自覚がない」 。

これが ”パワハラ予備軍” 、しかも、60％も。

とても多い数値です。自覚がないということが特徴です。

上手に怒るというのは、「人を傷つけない、自分を傷つけない、モノをこわさない」で、自分が怒っていることを相手に伝えることです。

しかし、この調査結果から、自分では人を傷つけてないと考えていても、人を言葉で責め、怒ったことで後悔して自分も責めているのです。上手な叱り方ではありません。

職場では人材を育成するために、業績向上のために、そもそも社会人としてのスキル向上のため、指導が行われます。

「それが時として、パワハラになることがある」と自覚しておくことが、ハラスメントを規制する第一歩になるのではないか、法律よりも前に一人一人ができていてほしい点だと個人的に思っています。

それでは、怒りとハラスメントは関係があるのでしょうか。あるとしたら、どのような関係なのでしょうか。

この続きは、また明日。

【調査概要】
■サンプル数：420名/■調査対象者：企業に勤務する20代～60第の男女/■調査方法：インターネットリサーチ
■調査時期：2019年8月22日～8月23日　■調査内容：「パワーハラスメントと怒りの関係」について単一回答、複数回答にて調査し、分析

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

←9月1日からお申込開始。
11月2日仙台でのイベントです。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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