こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「『なんで』が、なんでNGなのか」。

junblo⁺ちょっと読んでみてにも投稿しています。ちょっとポケットに入るサイズの情報。
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三々五々、帰省して来るわが子のために買い物へ。駐車場からスーパーの入り口に向かう途中のこと。

ワゴン車からお母さんが降り、助手席の後ろのドアを開け、

「なんで、くつ、はいてないの？」

と席に座っている女の子に言っている、まさにそのそばを通りがかりました。（これ、盛っているのではなく、本当のことです。）

車内をちらっと見ると、女の子のサンダルが床に落ち、足をぶらんぶらんとさせていました。足は床に届かないほど、小さな女の子でした。

子育てでイライラすること、多いですよね。子育てあるあるです。これから買い物をしようとしているのに、サンダルを履いていない！！

台風の吹き返しと気温上昇、かっかとなりやすい天候でしたし、ママのイライラ、よくわかります。

さて、ママの「なんで」が、なんでNGなのでしょうか。

私たちはこうした怒り方をよくしています。「何でと言われても、今までそう言っていましたけど、なにか？」なんて言われそうです。

アンガーマネジメントでは「怒ってもいいんです。」と伝えています。ただし、上手に怒ることは「人と傷つけず、自分を傷つけず、モノを壊さず」に自分が怒っていることを相手に伝えること。つまり、それが上手に叱ることなのです。相手にリクエストを伝えるのが主、サブとして自分の気持ちを伝えることです。

「アンガーマネジメント叱り方入門講座」では、叱り方のNGな態度、NGワードについてお伝えしています。NGワードの一つが「なんで？」、相手を「責める」言い方です。

「なんで？」、「どうして？」、「なぜ？」と問い詰められても理由を言えないこともありますね。詰問されると言い訳や反発をしたくなります。

ママの「なんで？」に相手にどうしてほしいというリクエストが入っていますか？自分の気持ちを付け加えていますか？

このような場面で皆さまはどのような言い方をしていますか？

この事例であれば。。
「これから買い物に行くので、くつをはいていてほしいな、すぐに買い物ができるし、くつをはいているとつまずかないし、ママも安心なんだ。」とリクエスト+気持ちを添えて伝えられますね。

私たちはこれまで上手に叱る言い方を学ばずに育ってしまい、自分が言われてきた言い方でわが子に感情的になって怒っていることが多いのです。

アンガーマネジメントを学ぶ前、私自身も「なんで？」、「また、どうしてそうかな！」と怒りまくっていました。下手な怒り方でした。心拍数が上がる、血圧も上がるのに、相手は微動だにしない、その様子にさらに怒りが増幅する、この連続でした。

上手に怒る、上手に叱ることができたら、ずいぶん過ごしやすくなります。子育て中のママに知ってほしいアンガーマネジメント。

買い物の間、怒られていたあの子とママ、そして、パパもどんな気持ちだったでしょうか。楽しい雰囲気になるにはしばらく時間がかかりそうでした。

子育てでも仕事でも、上手な叱り方ができるとストレスフリーな未来がやってきます。ぜひ一度、学んでみませんか。9月の講座はもうすぐ公開いたします。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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11月2日仙台でのイベントです。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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