こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「家庭で使うことばって違いますね」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　*

昨日、近くのスーパーでこんな出来事に遭遇しました。

駐車場から入り口に向かっていましたら、前方に2歳前ぐらいの女の子がとことこ歩いていました。おばあちゃんの注意はそっちのけで、あっちに動き、こっちに動き、駐車場の車止めにつまづきそうになっても、手招きする方へ行かずによろよろしていました。

ちょっとおてんばなのかなと思っていましたら、小さなトラブル発生！

このブログを書くようになってから、たびたび子育てに関連した出来事に出合います。といいますか、引き寄せられているような感じがします。

先に店内に入っていたお姉ちゃんが、幼児が座れるパーツがついたカートを差し出し、おばあちゃんが女の子を乗せていました。

すると、右足が入らず、「レ」の字の状態で固まってしまいました。おばあちゃん、女の子の体を何とかしようとするも「レ」の字は変わらず、あたふたしていました。おばあちゃん、右足を入れようとしたのですが、体が右に向いていたので押せば押すほど痛くなってしまいそうでした。

それで、おせっかいとは思いつつ、女の子をまっすぐ上に抱き上げて、足をまっすぐの状態にしてから、

「はい、じゃんじゃん！」と私、

「おじゃん～」とおばあちゃん、

口々に声をかけ、私、女の子の足をそっと所定の場所に入れてあげ、一件落着。たった数十秒のことでした。何事もなかったようにその場を離れました。

「じゃんじゃん」と「おじゃん」、「座って」というときにかけることばですのに、家庭で使うことばって違いますね。

こんなふうに子育てのときに使う幼児語といいますか、ことばがありますね。

皆さまにはどのようなことばがありますか。

くつ下のことを「たんたん」、靴のことを「くっく」、寝ることを「ねんね～」、今は、このぐらいしか思い出せませんが、いくつもあることでしょう。

いずれにしても、家庭で使っていることばから、「座って」という普通の言い方に変わるのはいつごろなのだろうかと考えていました。

保育園や幼稚園、集団生活が始まると、共通のことばを使うようになりますね。

そのため、保育士や教師が「ふつう」と思って使っていることばを子どもたちが意外と理解していないことがあります。子どもにとっては生まれてから聞き慣れていることばが「ふつう」ですもの。小学校での国語の指導でも気をつけておきたい点ですね。

それにしても、「レ」の字になったときの女の子、きょとんとして時間が止まってしまったような表情が愛らしくて、おばあちゃんもこの子のためになら買い物もいとわないのでしょう。少し猛暑が収まったとはいえ、お盆の買い出しで混み合う中、二人のお孫さんを連れての買い物は体力も気力も使います。かつてのママ、おばあちゃんは最強です。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

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最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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