こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「もう一日休ませればと泣いた日」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

わが子が病院にあまりかからずに育つまで10年余り、急な発熱、急な発疹、急な下痢、急な嘔吐、急な咳、次々と体調不良を繰り返していました。

考える脳を獲得したヒトは身体の成長が未熟なまま、外界に生まれ出ます。そのことが痛いほどわかる乳幼児期。若い頃に読んでいた情報が次々と目の前で起きました。

母親が仕事をしていると、仕事を優先しなければならないことがあります。

長女が3歳を迎える年、当時のクラスには支援を要するお子さんが例年にもまして多くいました。

保育園の出席ノートには、もう一日休ませればと泣いた日、仕事とわが子の体調に揺れた日のことが記録されていました。

4月＊＊＊＊＊

4月下旬は急な発熱で大変でした。4/22に休み、4/23に登園させた時、本当にかわいそうでした。もう一日休ませれば、もっと早くなっただろうに。。

子どもが育っていくには何か大事なものが必要なのです。それはことばと愛情です。何歳になってもこれなしに育ってきた子どもはすさんでしまいます。。

そのためにわが子の小さな体をムチ打たせてしまいました。涙が止まりませんでした。

教育の荒廃に立ち向かう私の犠牲にしてしまったと思ってしまいました。やるせない思いばかりがつのります。

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女性が母となり、仕事を続けていく大変さは、こうしたわが子の急な体調不良に看病できない状況が起きてしまうことです。

教員であれば、担任している子どもたちに迷惑をかけます。企業で働いていれば、取引先との対応が上手くいかなければ会社への損失のリスクも生じます。

5月＊＊＊＊＊

私の学級もだいぶ落ち着き、少し余裕のある月でした。

今、考えるとあんなに落ち込むほどではなかったのに、先月は悲愴な気持ちで綱渡りのような毎日でした。

親子して安心して生活できるように夏のうちに体力作りに励み、冬場の寒さを乗り切れるように育てたいと思います。

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21年前の私、ポジティブに立ち上がっていました。何をどうすればよいか、それに焦点を当てて考えていました。

この年、前年度の教育実践を先生方向けの全国誌に連載していただき、教員として転換期を迎えていました。子育てでの困り感は、学級経営の工夫、学習指導法の改善、仕事の効率化など、多くの知恵を生み出しました。ここから個人での研究を本格的に始め、現在の仕事にもつながる記念の年でもありました。

ピンチは、チャンス！

人生、何が幸いするかわからないものです。

順風満帆の日も、凪の日も、暴風の日もあります。涙の数だけ強くなったのは母親だけでなく、子どもたちも少しずつ丈夫に育っていきました。

お子さんのことで悩んでいませんか。その悩みがあなたとお子さんに新しいチャンスをもたらします。どうか涙が晴れますように。一つ改善できる何かを見つけてくださいね。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
Edu Support Office
代表　川上淳子

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