こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「ママ、がんばっていました！」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
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7月31日、今年最後の講義のため、電車で仙台へ。

1歳前後ぐらいの女の子を連れたママが前の席に座ってきました。

朝から眩しい日差し。

女の子のひたいには玉のような汗。ご機嫌斜めなことは表情からも読み取れました。

すると、座席に腰かけさせていたわが子をひざの上へ。スキンシップは大事な対処ですもの。お顔もお子さんのお顔にくっつけていましたね。

ママ、とっさの判断、さすがです。

そして、片手でお子さんの左胸をとんとんとんとん軽くたたいてあげていました。女の子、少し落ち着く。

胸をとんとんするのはアンガーマネジメントのキッズ講座でイライラしたときにすぐに対処し、落ち着く方法として教えています。

とんとんするスピードもゆっくりで優しくていい感じ、きっといつもそのように対処されているのでしょう。どこかで教えられたのでしょうか、それとも、自然と身についたのでしょうか、そんなことが気になりました。

すごいなあ、ママ！

それでも、女の子、ぐずり始め、ママの胸に小さな手を伸ばしていました。ママ、払いのけず、思うようにさわらせてあげていました。

ここもすごいです、ママ！

だんだんお客さんが増えて来て、母子の様子が見えなくなるも、私、体をひねらせて観察。隣の席の年配の方は迷惑そうな視線を投げかけていました。たぶん、私の様子も同じように迷惑がっているように見えていたかもしれません。ママの対処がとてもよいので、次はどうするのかと興味深く見続けていました。

そのうち、女の子、寝てしまいました。東北でも夜まで気温が下がらず、寝苦しく、さっきからぐずっていたのは寝不足だとわかりました。根気よくわが子を抱っこ。

ママ、若いのにえらいです！

平日の9時過ぎ、パパはいません。お出かけではなく、お勤めなのでしょう。リュックと大きめのバッグ、荷物は一つには収まらないのです。そして、寝入った女の子。。電車で移動することは大変すぎることです。

終点に着き、次々と乗客が降車する中、最後まで席に残り、荷物を背負う母子の様子を見ていました。

ママ、がんばっていました！

ここにご紹介しますね。きっとどなたかの子育てのヒントになる素敵な対応でした。

電車を降りてから、ホームから階段を上がり、長い地下通路、長いエスカレーター、さらに長い通路の先にある正面改札口。この母子の目的地はその先のどこなのか。ママの疲労は計り知れません。

この日、仙台は最高気温36.1℃の酷暑、その朝の出来事でした。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

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