こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「体をくるんと丸めるのは」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

長男、小学校6年生の夏。

昼寝をしていた私のところに来て、お腹に入り込むように背中をくっつけ、くるんと体を丸めてきました。

中学校受験を控えていたからでした。

塾にも行かせずにいましたので、受験への心配、不安、寂しさは極限に達していたようでした。

アンガーマネジメントでいう＜第一次感情＞がいっぱいの状態です。

そのことをことばにもできず、まるでお腹の中にいたときと同じ姿で、苦しさを表現していました。

「なんだって、幼いこと。もう6年生でしょ。」

「他の子も受験するんだし、あなただけ苦しいわけじゃないでしょ。」

と、理屈で怒ってはいけない場面ですね。この当時、アンガーマネジメントを知りませんでしたが、じっと長男を抱っこしてしばらく休みました。

長男とスキンシップできたのは、このときが最後の最後でした。

年が明けて、すぐに入試があり、なんとか合格。

合格発表を見てから、駅へ向かう道すがら、やおら、

「ママ、ハシッテ！！」。

こう言い終わらないうちに全速力で長男が駆け出し、私はというと、その後をしゃにむに追いかけて行きました。

その後ろ姿は背中がしゃんと伸び、頼もしく感じました。

心配なとき、悲しいとき、体を丸めるのはお母さんのお腹にいる状態、そうすると安心するのです。

まして、小さなお子さんでしたらなおのこと、泣いていたら、丸まっていたら、どうぞ抱きしめてあげてくださいね。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
Edu Support Office
代表　川上淳子
＃仙台　カウンセリング
＃企業研修
＃出張講座＃「ご予約・お問い合わせ」　＃宮城講座＃「ご予約」