こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日の子育てポケットノートは、「あのときの問いに答えていない」。

ちょっとポケットに入るサイズの情報。
＊　＊　＊　＊　＊

「ボクタチ、ナンデ　ホイクエンニ　イカナクッチャ　ナンナイノ」

長男3歳半ごろだったでしょうか。玄関の前で小さな妹の手を引いて、ひとこと、ぽつり。

その声にとっさに、「うん、ママ、お仕事、好きだから。」と答えました。

皆さまにも、このようにお子さんから問いを投げかけられたことがあることでしょう。

「やっぱりあのときの問いに答えていない」

20年以上経つのに、ずっと心に引っかかっています。

共働きで、核家族。私の両親は病弱で長男の就学前に他界し、夫の両親は隣県に住んでいました。日常的には誰にも手伝ってもらえない状況でした。

今、子育てをし、働き盛りの世代で祖父母との同居、または近隣でお手伝いをもらえるご家庭はどれぐらいあるでしょうか。

担任していたご家庭にも早朝の出勤や午後7時以降の帰宅という方々がおいでになりました。一人で朝食をとっているお子さん、夜遅くまで一人で帰りを待っているお子さんもいました。

女性の社会進出と子育ては常にせめぎ合っています。

キャリアを磨きたい、ステージを上げたい、社会に貢献したい、それぞれの思いを実現しようと努力されていることと思います。一方で、協力者がいないことによって、自分が思い描いていた地位や活動を諦めざるを得ないことが多く、子どもたちの行動や心にも大きな影響を与えています。

親子ともに辛い思いをその身いっぱいに抱えていないかと心配しています。

子どもたちは問いをぶつけても、親への期待や信頼を失くすことはありません。子どもたちからの宿題に答えを出していきましょう。

私自身、今もあのときの答えを探し続けています。小さかった息子の、大きな問いかけへの答えを。。

ちょっとポケットに入るサイズの情報、
「子育てポケットノート」。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
アンガーマネジメントコンサルタント™
Edu Support Office
代表　川上淳子

＃仙台　カウンセリング
＃企業研修
＃個人コンサル
＃「ご予約・お問い合わせ」
＃アンガーマネジメント公開講座
＃「宮城講座」