2019.06.13じゅんぶろ・ほのぼのとーく
怒ったことを引きずらない~人生の時間の使い方~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
今日の「junblo⁺ちょっと読んでみて」は、「怒ったことを引きずらない」。
* * * * *
久しぶりに怒りがふつふつと湧いてきて、どうしようもない時間がありました。
皆さまは、怒ると体はどうなりますか。
血液が逆流する感じ、腕がぶるぶる、足もぶるぶるわなわな震え、眉間にしわを寄せ、頬が紅潮し、はらわたが煮えくり返るようなかっかっとした感じ。。さまざまな変化が起きていませんか。
血圧はぽんと150/85、脈拍も90を超えた私。降圧剤を飲んでいるのに関係なしでした。
実は、怒りの感情は動物では「戦うか、逃げるか」どちらかの行動をとるために体にさせる命令なのだそうです。心拍数を上げ、一気にアドレナリンを全身に巡らせます。
すると、血管の中の血液が固まり、筋肉が硬くなり、力が入ります。まさに目の前の敵と戦うか、敵からすばやく逃げるか、どちらかの行動を取れるようになります。そうしないと命を守ることができません。
私もしばらく動悸がし、不快な気分になりました。セオリーどおりの反応です。
さらに、その出来事を振り返っているとき、だれかに怒りの原因を言いたくてたまらなくなりました。私一人のせいではなく、複合的な事情があって生じた出来事のだと息巻いて言いたくなったのです。
でも、ふっと。
こうして怒りを重ねていることがよくない。愚痴は止めようと思いました。
相手の方には手短にしてほしくないことを伝えていましたので、もう、それで十分でした。
私たちは怒りの原因を「だれか」に、「出来事」に求め、責めてしまいます。それでは、何の解決にもなりません。
あれやこれやしている間に、私にサポートを求めるメッセージが入りました。そう、今、困っている人のために自分の時間を使おう、自分を必要としている人のために力を出していこうと。
怒ったことを引きずらない、引きずっていると、自分の大事な人生の時間を無駄にしてしまいます。その線引きを自力で。
自分の体の変化を察知し、少しでも事前に対処できることも大事です。
「血圧上がりそう、深呼吸しよう。」、
「ほおがひきつってきたわ、『大丈夫、大丈夫、自分』って言って、落ち着かせよう。」
「深呼吸」や「落ち着く言葉を唱える」も怒りの感情がピークに達している「6秒」を待てるようになる方法です。
えっ、そんなことで?対処になるの?
なります!
アンガーマネジメントの各講座で怒りの感情と上手に付き合うための理論と対処の方法を学べます。
人生の時間、上手に使いましょう!
最後までお読みいただき、
ありがとうございました。
一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
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代表 川上淳子
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