こんにちは。
Edu Support Office　川上淳子です。
今日は、「分かれ道に立つ～自分で選択するということ～」。
＊　＊　＊　＊　＊

一昨年から青葉山にある宮城教育大学に前期だけ週一度通っています。

仙台市地下鉄青葉山駅。
地下6階にホームがあります。

初めて改札口へ向かっていたときのことでした。広い階段の隣に2人が立てる幅のエスカレーター。

その左側に立っていると、私の右側をたったたったと上って行く人々。

なぜ！　なんで！
「エスカレーター、歩かない」ってアナウンス、あるじゃない！
ええ、歩ける体力があるんだったら、左の階段、歩けばいいんじゃない！

久しぶりに本当にイラっとしました。

待て待て、私はアンガーマネジメントファシリテーター。ここでいらっとしてはいけません。

エスカレーターの右側を歩く人を変えられる？変えられない？そのことは自分にとって重要？重要でない？
この線引きをします。さらに、その場でエスカレーターの右側を歩いていることを注意することが、自分にとっても周りの人にとっても長期的に見ても健康的？

この「ビッグクエスチョン」で行動を決めていきます。この方法ができるようになるとアンガーマネジメントがかなり上達していると言えます。

かつて私は自分が調子がよいときには自分の力と考え、順調に行かないことがあると他の誰かのせいにしていました。目に入ること、耳に入ること、すべてを裁こうとして、怒りがふつふつとわいてくることが多かったです。

地下鉄のエスカレーターの歩行については仙台市交通局がアナウンス、注意すべきこと。

さて、いらいらしないようにと、翌週、エレベーターを選択しました。

ああ、ここでも、いらいらが生じる状況がありました。若い人がエレベーターに乗り込んで来たのです。
「なんで若い人が乗って来るかな。」、「元気な若者、階段使うべきでしょ」、こう考えているといらいらします。そして、「あなたたちは乗るべきではないでしょ。」と怒っては周囲も引いてしまいます。「もしかしたら体調、悪い？」と考えてみました。

さらに、エレベーターの一回目に乗れずに、次の回を待つ。。

ああ、ここでも、「若い人って歩かないかな」とプチイラっと。「ぎゅうぎゅうの中、人にぶつかるかどうか心配するより、2回目の空いている方がよいでしょ。」とリフレーム。（考えることはいっぱいあります。）

人生の一瞬一瞬、自分の行動を選ばなくてはなりません。目の前にある出来事が自分の力で変えられるのか／変えられないのか、自分にとって重要なのか／重要でないのかを線引きし、行動を選んでいくのです。

分かれ道に立つというのは、いつも自分で自分の行動を選択するということ。誰のせいでもありません。アンガーマネジメント、上手に怒る練習はこのようにいつでもどこでもできるのです。

アンガーマネジメント公開講座は「ご予約」から。（写真はイメージ）

最後までお読みいただき、
ありがとうございました。

一般社団法人日本アンガーマネジメント協会
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代表　川上淳子

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