2024.04.17子育てポケットノート
子育てポケットノートVol.371~選択の経験を~
こんにちは。
Edu Support Office 川上淳子です。
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4月15日、陽気に誘われ、チューリップが満開になりました。
いつの間にか葉だけになっていたので、秋に下草を丁寧に取り除き、肥料を与えていました。
春の陽ざしが当たり始めた頃、水をあげていたところ、蕾をつけ、この日を迎えたのです。土の下で今か今かと最適で最高の環境になることを待っていたのですね。お世話のかいがありました。
さて、子育てでは子どもたちに対して親は何をどうお世話をすればよいのか、思いを巡らしました。
行く先々を心配し、お子さんの障害となることを取り除き、最高の状態を用意してあげることがよいのか。
そもそも親御さんはお子さんがぶつかる何かを予想できるのか。
お子さんは順調なときには感謝してくれても、逆境になったときに親御さんにどう対応するのか。
それらを考えると、親御さんの接し方って本当に難しいと思います。
それでは、どうすればよいのか。。
大事なことはお子さん自ら選び取ることではないかと考えています。あくまで私見です。
ここでもう一つ。
受験や就活、婚活などの人生の岐路を自分で決めなさないと言っても踏ん切りがつかないことが多く、ついつい親御さんが先々の路線を示してしまうことも。。
そうならないためにも、幼少期からの日常生活でどうお子さんに接するかが大事ではないかと思います。
食事、睡眠、起床、お手伝い、入浴、余暇の過ごし方、お小遣い、着衣などなど、日常のすべてが選択の連続と言っても過言ではありません。
ごく簡単なことから自ら選ぶ経験ができるよう働きかけを行っていく中で、やがて大きな選択が自力でできることでしょう。願わくば健康的で健全な選択ができるようにと。
そこに正解はありません。
親御さんがどのようなタイミングで、どのような言葉をどのような表情で、どのような声のトーンで、どのような視線で届けているのかはご自身でないとわからないからです。
悩みますね。
周囲の人に聞き、書籍を調べ、今どきはSNSで調べることもできます。情報を集めて最適と思われる言葉かけを工夫してみましょう。
親御さん自身も「〇〇のせいでこうなった」と相手や出来事を恨むことなく、自分が言動を選んでいることを自覚してほしいと思います。
お子さんへの接し方でうまくいったこと、後悔したことがありますでしょうか。
過去は変えることはできませんので、改善すべき点は過去の出来事からヒントを見出してくださいね。
親御さんの適切なお世話によって、お子さんのもてる力が大きく大きく花開きますように。
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Edu Support Office
川上 淳子 | 【公式】日本アンガーマネジメント協会 (angermanagement.co.jp)
元国立大学法人宮城教育大学教育学部非常勤講師
元宮城県公立小学校教員
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